来客はイソヒヨドリ♂ | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。



自然観察のために出かけるために、玄関を出た瞬間、イソヒヨドリが目に入った。おおっ!
動きを止めてそっとリュックを下ろす。3分前に詰め込んだばかりの撮影機材をそっと取り出す。警戒されないようにレンズだけ出して3m程度の距離で撮影。同じ階の住民は誰も出てこなかったのは幸いだった。角度も変えて十分撮影できたと思えたので、再びリュックにカメラをしまい込んでエレベーターに乗り込んだ。幸先が良いとはこのことだろう。

ものの本によるとイソヒヨドリの初列風切は10枚あり、最外P10は短小。最長がP7。というわけでP7を基準にしてみてみよう。


横からの写真では最長P7の外側に2枚見えているのでそれがP8とP9。
P8は外弁欠刻が見られ、P9には見られない。
3列風切から露出初列はP2からP7の6枚。


大雨覆、中雨覆、背の各羽には白い羽縁、その内側には暗色部があり青い、全体的にうろこ状に見える。腹部には濃いオレンジ色~黒~白羽縁からなるうろこ模様がある。
以上からイソヒヨドリ幼鳥(から第1回冬羽に移行中)と思われる。
この後、良い声を聞かせてくれた。

 




この今年生まれのイソヒヨドリはもしかするとこの記事の子の可能性もあるかと思う。

 

イソヒヨドリ♂の羽衣についてはこちらもご参照のこと。

 

8月20日、自宅玄関にて