篠栗町の山あいは昨シーズン、ヤマサナエとサラサヤンマのテネラル個体を観察した場所である。
羽化に最適な場所である細流、せせらぎがあるのを前回確認できたので、後はタイミングだけの問題だった。
この日は昨年ヤマサナエが止まった水路のコンクリートをまずチェック。すると、あろうことか、小型のサナエがすでにとまっているではないか。そっと撮影したのが上の写真。♀である。残念ながらこれ以上は撮るタイミングが合わず、やがて見失ってしまう。
その後せせらぎを舐めるようにチェックしてみたが、ヒノキの実、ザリガニ(アメリカ?)、タニシが目立つだけでヤゴや羽化中個体は見つけられなかった。
その後、別の場所を散策したのち、最後にもう一度せせらぎをチェックしてみて、もう一頭を確認。せせらぎから飛び立ってヒノキの枝先に止まった。この個体も♀。写真2枚目。
この日はタベサナエ(と思しき)個体は5回ほど見かけたが、撮れたのはこの2個体のみとなった。
4月2日、篠栗町にて