久山町のせせらぎで見たムラサキシジミ。
あまりに普通種なので普段はあまりカメラも向けないのだが（失礼）、この日のムラサキシジミは一瞬開いて見せてくれた翅の紫が余りにも鮮やかでハッとさせられたので、撮影することにしたのだが．．．．
そうなると今度はなかなか翅を開いてくれないのが世の常。とほほ。
さっき開いて見せてくれたじゃん．．．．
なのに焦らすかのようにすこーし開きかけてやめたりする。
そうなるとこちらも意地でちゃんと撮影できるまで粘ってやるぞ！という気になるのだ。
日差しの強い中、日焼けを気にしながらも、一瞬を逃さないように集中してファインダーの中を見つめ続けること、数分（たぶん）。
少しづつ移動してはちょっと開いては撮影できず、あとは開かず．．．．を繰り返すこと数回。
そしてやっとじわ～っと開翅を見せてくれたのだった。ありがとう！
濃い青紫が美しい。向きによって色合いが少し異なるのは構造色のためか。
この個体は紫の外側の黒い縁部の幅が狭いので♂。
♀は紫の面積がだいぶ狭い。写真下（これは4月に東区の池で撮影）
6月2日、久山町の山あいにて
