ツマグロヒョウモン♂の脚について | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 


博多区の池にトンボを探しに行ってきた。
この日一番紹介したいのはトンボではなく、蝶だった。
ツマグロヒョウモン♂
広い範囲を高速で飛び回り、ひとしきりしてからある一本の止まり木に止まる。
お気に入りのパーチなのだろう。あたりを見渡すことが出来る位置にある。
この行動から♂と思われた。
飛んでいる最中にはオレンジ色が濃く感じられた。
こうしてみると何とも絶妙な配色で実に美しい。
頭部胸部もオレンジ色味が強くきつね色っぽい。色遣いがリッチな感じだ。
触角の根元は黒でのちはオレンジ色、先端のぼんぼん部は鞭節(べんせつ)というらしいが、これが黒くまた、その先端部は明るい色をしている。(写真3枚目)

にじり寄ってにじり寄って、最後は70cmから一眼で撮影した。なお、その後コンデジでのマクロ撮影は失敗。笑
一般に昆虫の脚は3対だが、この蝶は2対に見える。
ただ、伸ばしてはいない(伸ばせない?)が前脚(の痕跡?)らしきが見える。
ちなみに中脚の矢印のところにあるトゲのようなものは葉状片というらしい。
昆虫の脚は根元側から基節-転節-腿節-脛節-ふ節の5節からなる。
5月29日、博多区の池にて