この白いもふもふの正体は?アゲハモドキ終齢幼虫 | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。



久山町の山間の池黒王号で行ってみた。前回のランで初めて走ってみてよさげなところと感じたので改めて訪れてみようと思ったのだ。山間の田圃では稲の生育が遅いようだ。というか田植えの時期が遅かったのだと思う。田んぼには柵と網が張ってあり、たぶん野生動物の被害があるのだろう。サルあるいはイノシシあたりだろうか。そんな田んぼ脇の水辺にはウスバキトンボが乱舞していた。じっと立っていると自分の頭をかすめて飛んでいく。自分の眼には見えないが餌となる小昆虫がたくさん飛んでいるのだろう。ツバメやセグロセキレイがいる。同じ小昆虫をねらっているのかあるいはウスバキトンボを狙っているのか。
だいぶ歩き回り、目を凝らしたがひそかに狙っていたコシボソヤンマオニヤンマは見つからなかった。で、目に留まったのがこれ。ま、なんだかわからないが昆虫の幼虫で面白そうなので撮影しておいた。後の調査でアゲハモドキ終齢幼虫ということが判明した。アゲハモドキといえば、新治や四季の森公園でなんどか成虫を見たことがあった。例えば10年前のこの記事

 

 

(復活させた)。

この白い幼虫が真っ黒な成虫になるとは不思議なものである。気持ち悪いのと皮膚がかぶれるかもしれないという本能的恐怖から触ることはしなかったが、この白いものは一体なにか?触れるとポロリと落ちそうな気もするがどうだろうか。ネコジャラシ的ブラシで白いもふもふを取り去って中の姿を露わにして見てみたいと今更ながら思う。毛虫ともイモムシとも違う感じで、まったくヘンな幼虫である。一応、アゲハモドキは幼虫としては祝!初見
7月25日、久山町の森にて

 

★密かに応援していた岩手県に遂に感染者が出てしまい、がっかり。福岡県も百人越え。どう理解すればいいのか。感染者数ではなく重症者数を見るべきなのか。