騙し絵のなかにトノサマバッタ幼虫 | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 

 

 



アゲハモドキの次に見つけたのはバッタの幼虫。一枚目のような草地の枯れ草のごちゃごちゃしたあたり。すごく見づらいのだがここにトノサマバッタ幼虫がいる。わかるだろうか。この芸術的な擬態は素晴らしいとしか言いようがない。脱帽である。
バッタの幼虫は荷台を外したトレーラーのような珍妙なプロポーションをしていて、思わずにやけてしまう。立派な頭部胸部に比べて腹部の割合が余りにも小さいのだ。
このあと意を決して手捕りに挑戦してみた。うまいこと捉えることができた(笑)。クルマバッタとの識別には自信はないが、前胸背板の盛り上がりの具合からトノサマバッタと思う。翅芽のサイズから3齢ぐらいの中齢幼虫の♂と思われる。この草むらにはコオロギの美しい声もしていたが見つけられなかった。
7月25日、久山町の森にて