枯葉そっくり地面のクロコノマチョウ | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 



先日紹介したクロコノマチョウの写真が今一つだったので、久山町の公園で見つけた時のものを掲載する。足元から突然飛び立って自分を驚かしてから、このクロコノマチョウは周囲をぐるんぐるんと飛び回り、どこに落ち着こうか散々迷った挙句、樹皮の白っぽい木の幹に止まった。今思うにこの樹はイロハモミジかな。今回もまた黒くないクロコノマチョウの和名に違和感を覚えつつも、大型の蝶ゆえ、一応写真を撮った。この個体は昨年の秋生まれの秋型と思われる。つまり越冬蝶だ。クロコノマチョウは止まった時に翅を開かないが、翅表には独特の模様があるらしいので一度見てみたいものだが、その為には捕獲しないと無理かもしれない。地面にいたのは枯葉に擬態しているからなのだろう。そういえば地面のクロコノマチョウを須恵町で撮っていたのだった。最後の写真ではいまではクロコノマチョウを見つけることすらできない。
5月17日、久山町の公園にて