篠栗町の公園のせせらぎでシオヤトンボを見つけて水辺に座り込んでいた時、なにか大きなものが飛んできて水辺に降りたように見えた。そっと頭を上げて覗いてみると、なんとクロスジギンヤンマが産卵していたのだった。おお!素晴らしいラッキー!
当方の動きを最小にしてこっそりと撮影した。クロギンはしばらく産卵しては少し移動してまた産卵するということを続けていた。途中で飛行中の撮影もできたし大満足。メスらしい腹部のライン。後翅肛角のなだらかなカーブなど見どころ。しかし、いつ交尾したか知らないがいくつ卵を孕んでいるのだろうか?いつまでも産卵していて不思議に思った。さてこれでクロスジギンヤンマが今シーズン2020のトンボ四種めとなった。今度はクロギン♂を見たい。
1.タベサナエ
2.アサヒナカワトンボ
3.シオヤトンボ
4.クロスジギンヤンマ
※クロスジギンヤンマは姿が良いのと同時に、和名もトンボの中ではかっこいい和名ナンバーワンだと思っている。黒筋銀ヤンマ。略称クロギン。黒銀だ。どことなく横浜銀蝿のような語感である。
5月2日、篠栗町の公園にて