え〜、昨日の続きです。
ローリングが上手く出来なかったり、腰下ローリング量が増えてしまうと、腰下が振れたり、脚がバラけたりでブレーキになるよ
という話を書きました。
きっと皆さんプルブイ挟んでプル練やってる人を見て、「あ〜、あの人腰がぶれてるな〜」とか思えるようになったんじゃないかと思います
えっ?なってない?
それはもう一回昨日のブログをよ〜く読んでくださいな
さて本題です。
では実際、ローリングというのはどれくらい傾けて良いのかという事になります。
これは肩の柔軟性、肩甲骨、胸郭の可動域で個人差がものすごく大きいと思いますので、まずそれのチェック方法です。
これは私のオリジナルチェック方法ですが、まず、下図のように床にうつ伏せで寝そべり、両手をストリームライン取った状態から片腕だけ手を真横に持っていき、上から見てL字の状態を作ります。
ここから、「腰を動かさず」にハイエルボーリカバリーの状態を作ります。
少々窮屈とは思いますが、腕は真横です。
可動域が狭くて手先が床に当たる人は肘を伸ばしてもかまいません。
これを真後ろから見るとこんな状態になります。これは右。
そして左。
この時に背中と上腕のラインが一直線になるのが大事です。
私はこの時、床と赤ラインの角度が45°くらいになります。
下の写真は、今回モデルになってもらった三男くんですが、子供は肩が柔らかいので、こんな形で肘を上げることができます。
しかし、背中のラインより肘が内側に入るフォームは肩を痛め易くなりますので要注意。
逆に背中のラインより肘が下がる人は肩が固い人です。
一直線になるけど45°まで行かない人はたぶん体幹(胸郭)の可動域が狭いのかな〜と思います。
で、結局この角度が腰を動かさずにローリング出来る限界量です。
私の場合は45度ということになります。
これ以上のローリングをしようとすると、下の写真のようにリカバリー側の腰を少し持ち上げないと出来ません。
骨盤の回旋が入ってしまいます。
ということで、泳いでいる時に腰のローリングを入れないようにして泳ごうとすれば、私の場合、45度以上のローリングは出来ないわけです。
私の実際の泳ぎですが、下の写真は非呼吸時のローリングです。
だいたい45°くらいで、上記のチェック法の角度とそう変わりません。
呼吸時にはこうなります。60°くらいですかね?
この15°の違いは腰のローリングが入っていることになります。
このキャプチャー画像の元はこれです。
私の泳ぎを前後から見られますのでご参考にして下さい。
呼吸時のローリングは胸郭を広げる関係で胸郭の可動が減るので、実際には15°以上腰ローリングが入っているかもしれません。
その分腰下がブレてしまう要素が入ってくるわけです。
ということで、個々の適切なローリング量を客観的に判断するために、まず最初に床に寝そべって行うローリングのチェックを行ってみて、同じようなアングルの写真を撮ってみましょう。
セルフィーでもヨシ、奥様に撮ってもらうもヨシ、子供に撮ってもらうもヨシ。
45°ある人は胸郭、肩甲骨とも普通に泳ぐための可動域十分です。
この時、大事なことは腕は真横、そして上腕〜背中のラインが一直線になること
キツくて出来ない人は可動域を広げる訓練が要りますね。
そして実際の泳ぎで非呼吸時にこの陸上での角度以上のローリングをしている人はオーバーローリングです。
このオーバーローリングになっている場合、起こってしまう悪い点として
①腰がぶれてしまう可能性が高い。
②グライド側の手が耐えられずに下がってしまう。
このどちらかです。
そんな人はもうちょっとローリング量を減らして良いと思います。
でも、可動域が狭くてこれじゃローリングが出来なくて泳げないぞという人は代償として腰のローリングが入るのもやむなしと思います。
そもそも、少々腰がローリングしても問題ないわけです。
ただし、キックを打っていれば
腰のローリングを入れるならば、これによる腰下の蛇行を起こさないようにコアをしっかり安定させること。
体幹筋で安定させるためにはサイドプランクでの筋力強化が要りますし、キックで安定させるためには体を傾けてバタ足するサイドキックの練習などを行うことが必要になります。
そして、また「ただし」になりますが、腰のローリングが入ってのキックは、通常の真下に打ち込むキックより推進力が落ちますので、やはり出来るなら腰下のローリングは少ないにこしたことはありません。
トライアスロンではウェットスーツスイムになることが多いですが、ノーキックウェットスーツ泳法をするならば、腰下を蛇行させないために腰ローリングは出来るだけゼロに近づけたが良いわけです。
ご理解頂けましたでしょうか〜〜?









