冬の健康管理(犬)3 ~関節の痛み | 柴犬オーナーハルの犬の健康ブログ

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◆関節の痛みに注意
 寒い冬になると関節が痛みだす人がいるように、犬も同じで関節痛を起こすことがあります。

寒さは関節に負担をかけます。寒さで血液循環が悪くなり痛みが出やすくなるのです。

寝起きなどの、まだ関節が温まっていない状態で突然激しい運動をして、無理な体勢をとって関節を痛めてしまうのは人も犬も同じです。

寒い時に急にダッシュをしたり急旋回したりすると、関節や靭帯に負担がかかるので、ドッグランなどでも関節が温まるまで急に走らせたりするのは避けましょう。




画像 http://www.iris-pet.com/wan/special/20121102/02.asp


◆関節に負担のない生活を
○肥満
関節の疾患を防ぐにはまず肥満にさせないことが大切です。しかし、冬になって体重が増えるのは自然なことでもあります。

本来犬だけでなく動物は、秋冬にたくさん食べて筋肉をつけて体温をつくりやすくし、皮下脂肪を増やして体温が逃げないようにします。

そうして、寒さに耐えられる体質にします。

冬は外気が寒いので、体温を維持するためには基礎代謝を上げておく必要があり、そのためにたくさん食べないと冬の寒さに対応できなくなってしまいます。

なので、犬の体重が秋冬に増えるのは自然なことでもあります。人も犬も、体重ではなく体脂肪が多い状態が肥満になります

犬も人と同じで、体格が大きかったり、筋肉が発達しているほど体重が多いのは当たり前で、

体重が減っても体脂肪が増えると、体脂肪率が高くなり、いわゆる隠れ肥満で生活習慣病などにもなりやすくなってしまいます。


○急に遊ばない
寝起きなどでまだ動きが鈍いときに、急に運動をさせないようにしましょう。突然無理な体勢をとると関節を痛めてしまいます。


○床は滑りにくくする
滑りやすいフローリングなどの床は、犬が踏んばれずに負担をかけてしまいます。床に滑り止めやカーペットを敷くなどの対策を。

足の裏の毛が伸びていると、滑りやすくなり怪我や関節を痛めてしまうこともあるので、定期的に毛を切ってあげましょう。


○定期健診
なんだか元気がないな、と感じた時は体重を測定したり、老犬の場合は年に数回は定期健診を受けるようにしましょう。

今までは元気に動いていたのに歩くのを嫌がったり、体を痛がっていたり、触ると怒るようになったら動物病院で見てもらいましょう。




画像 http://www.onsior.jp/dog/pain/joint/index.html


 寒いと散歩がおっくうですが、運動を充分にしていないと関節を支える筋肉が弱くなり、その状態で急に運動したりすると軟骨や靭帯に負担がかかって関節を痛めてしまいます。

普段から少しずつ散歩などで運動をすることは大切なことです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。



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