背中で語る。 | 桃の上にも・・・

桃の上にも・・・

妄想バイクで爆走中☆

今日バスに乗ったら、前の席に座っている人が、知り合いだと思った。

絶対そうだ。

確信した私は、両替のついでに、顔を確認。

声をかけて、目的地まで話をした。

前に勤めていた会社の同僚だった。



いつだったか、冬の始まる頃だったと思う。


車で走っていると、たくさんの人が歩道を歩いている中に、10年ぐらい前、付き合っていた男がいた。

ずっと先を歩いているその後ろ姿は、小さくしか見えなかったけど、はっきりわかった。

"絶対そうだ。"と確信があった。

追い越す時にちらりと見るとやっぱりそうだった。

女の子を二人連れて、なんだかしょっぱい顔。

昔から困った時はしょっぱい顔だ。


一瞬の事だった。


でも、なんでわかったんだろう?

これがカン?

小さい後ろ姿だけだったのに。



…しかしこのカン、何のため?

わざわざ挨拶したり、お互いの近況を伝えあったりするほどでもない。



そういえば、こんな事もあった。

その男と別れる少し前から、急に彼の背中が小さく見えるようになっていた。


あれは何かの予感だったのかと今になって思う。



大勢の中から、好きな人を一発で見つけるのは恋の力だと思っているけど。


あれは何の力?

生きていくために必要ですか?



もし恋人の後ろ姿がいつもと違って見えたら、何かの予感かもしれません。








でも、何の予感かは教えられません。


2008/03/13