先日豆腐風に仕上がった石膏の3時間後です。
あまりにもきれいだったので、最初は慎重に少しずつ削っていました。
まだ誰も足跡をつけていない雪の上を歩くように。
しかしそれもまた、途中で忘れました。
たぶん、私はいろいろな分野において、忘れっぽいのです。
石膏の塊にしても紙にしても、そのままで充分に美しい。
最初はいつも、その美しい物に傷を付けているような感覚に囚われます。
これで良いいのか、はっきりと分からないまま白く美しい表面を傷付けて、だんだん申し訳ないような気分なってきます。
まだ傷付けていないところを見つけると、ここはこのまま大事に取っておこう、とか。
まぁ、それもすぐに忘れてしまうのですが。
