子どもの頃、保育園に行く前の一時、「ピンポンパン」を見ていました。
たぶん、「ピンポンパン」だったと思う。
あの帽子のお姉さん。
ある日、8つ年上の兄が言う。
「この辺りは田舎だから電波が15分遅れて到着するんだよ。
もう保育園に間に合わないよ。」
なんですって!
テレビの端に出ている時間。
違うの?
兄は中学生。
私の目には立派な大人に見えました。
そんな兄ちゃんが嘘なんて言うわけない!
どーしよー走る?
ゼエゼエなる。
どーしよー遅刻する。
先生に怒られるかも。
・・・恥ずかしい。
でも待って。
この辺りがどのへんまでか解らないけど、保育園も山よりこっちにある。
保育園も15分遅れに違いない。
…そうさ決定。
5歳児の脳ミソはフル回転、そういう結果に辿りついた。
危ないところで、命拾い。
結局その日もいつも通りピンポンパンを見てから家を出たけど、それから何年か、15分遅れの地域に住んでいる事は誰にも内緒で過ごしました。
au one gree 2008/02/18