これだけ時間が経っても
やはりいい夜のまま。
よく呼んでくれた!
よく集まってくれた!
よくやった私!
「わしも一緒に食べようかな」って
乗ったタクシーのおじちゃんと店に入って
カウンターに並んで食べたラーメン。
全部ありがとうな徳島の夜でした。
勝手ばっかり言いやがると誰かに思う時は
自分が勝手に我慢している時が多い
勝手に生きよう。
愛を知っていれば勝手くらいがちょうどいい。
好きな人に会いに行く。
美味しいものを食べる。
同じことで笑う。
またねと別れる。
少し淋しくなる。
歩く。
とにかく歩く。
夜の風はまた少し温度を上げた。
歩く。
まるで何かを振り払うように。
大事なものを温めるように。
そして歩く。
まだまだ歩き足りない。
もうすこし
あとちょっとだけ。
ドアを開ける。
頭の中ごとシャワーで流す。
そして
それでも残ったものを撫でてみる。
やっぱり私は私のまま。
今日が終わる。
もう少しだけ今日のままでいたいけれど
明日はもうすぐそこ。
私の毎日は当たり前の顔をする。
当たり前の顔をして私に笑いかける。
今日の日よさようなら
また会う日まで。
何かひとつ
大事なものがあって
何かひとつ
守りたいものがある
それは確実に揺るぎないのだけれど
夜の風なんかに当たって歩くと
時折落ち着かなくなる
自分の今までと
今の自分を比べるなんぞ
あまりにナンセンス
歴史はそんな単位で私を生かしてはいない
地面を踏みしめるリズムが
自分のスピードじゃなかったとしても
別に大したことじゃない
むしろその方が良いことだってある
言いたいことも
別に話したいことがあるわけじゃない
何となく
そこに居ることで息が出来る夜がある
武士は食わねど高楊枝
春はすぐそこ
蕾が開く音は聞こえるだろうか