久しぶりの大阪は
多すぎず
不足なく
ちょうど良い大阪でした。
気を抜くとすぐ欲張りたがるのが人の常ですが
再会もあって
新しい出逢いもあって
当たり前もあって
もう無いものもあったり
なにせ愛おしい時間の連続でした。
早朝に到着した高速バスから大阪に降り立った時
6年分の今の暮らしが染み込んだわたしの中に
どれだけ大阪での日常が残っているのかドキドキしたけれど
歩き出したら意外と迷わずどこにでもいけるくらいは
しっかり残っていました。
人のあまりの多さと変わってしまったお店にキョロキョロしながら
ギターを背負って汗だくになりながら、はじめてのライブハウスに向かう道のりは
暑くてうんざりしながらも、心の中に風が吹いているようでとても爽やかでした。
お昼のライブイベントでは、歌いたい歌をうたったわたしに
いろんな方が声をかけてくれて
感想を言ってもらったり
褒めてもらったり
自身の話をしてくれたり
たくさん持って行ったやまもものジャムもイベントが終わる頃にはすっかり売り切れて
何回もありがとうを言えて幸せで、そして楽しかったな。
夕方にはフリーになり
泊めてもらう友人の元に向かい
地下鉄の改札を出た時
迎えにきてくれた顔を見て涙が出て
あぁわたしは思っていたより逢いたかったんだなとびっくりして2人で笑いました。
立ち飲み屋で乾杯して
家に戻って深夜までいろんな話をして
いかに私たちがこの街で同じ時間を過ごして
たくさんの想い出があるかをひとしきり思い知ったあと
ぐっすり眠りました。
朝、先に出かける彼女を見送って
ひとりマイペースに出かける準備をして
家の鍵を閉めて次の目的地に出発。
わたしの大切な先輩。
大好きなお姉さん達に会いにまた別の駅へ。
3人でカウンターに並んでらーめんを食べたあと、お腹いっぱいでお部屋に向かい早速大切な儀式を。
大阪にいた頃
ある時からその方にわたしのギターの弦の交換をお願いしていたのです。
定期的に逢うためでもあり
わたしがうたうための大事なおまじないのような。
当然会ってなかった6年の間に仕方なく自分で弦を変えた時もありましたが、やっぱりなんか物足りなくて。
会えない間に新しく変わったギターを手に
ナイロン弦ってどうすんのー?とかワイワイ言って
美味しいデザートを食べながら
たくさんのおしゃべりと共に儀式は無事終了。
また会う約束をして
高速バスに乗るために歩いて電車にのってまた歩いて。
15:30
難波からバスに乗り込んで
17:20
舞鶴駅に停めておいた車に乗り込んで家へ向かって走り出しました。
家の近くのトンネルに入る前の脇道で
鹿が草を食んでいて、なんか笑ってしまった。
ほんの2時間まえまでの景色とあまりにも違って
まるで竜宮城から帰ってきたかのような不思議な気持ちでした。
玉手箱はないしおじいさんにはならなかったけれど
たくさんの宝物をもらってあの頃にのわたしに逢えた。
ただいまー!と玄関を開けた瞬間
小さい宝物たちが走ってきて
お土産を出してしまえば
ここでの日常がさらっとはじまって
夕飯の準備をしてみんなでご飯をたべて。
良いことばかりとはいかない日常ではあるけれど
まだまだわたしは途中だし何にでもなれる。
逢いたい人に逢いにいかなくては。
みなさんお世話になりました。
忘れたくなくて文章に残しました。
楽しすぎて1枚も写真を撮っていなかったので
家に着いた瞬間に、駐車場の正面の田んぼと山と空を撮りました。
それを今回の旅の写真とします。
またうたいにいきます。
ありがとう。
