一緒にしたかったことはたくさんあったはずだけれど
出来なかったことはもううまく思い出せない。
時間は流れる。
いつかの夜に
曲がり角にあたる度にじゃんけんをして
勝ったほうに道を折れながらずっと歩いた。
お店を見つけたら夜ご飯を食べようって言っていたのに
一向にお店は見つからず
時間ばかりが経ってお腹もペコペコだったのに
どちらも最初に決めたルールをやめようって言わなかった。
何時間歩いたのか
そこがどこだったのかはっきり思い出せないけれど
最後に見つけて入ったうどん屋さんで食べたおうどん美味しかったね。
帰り普通に歩いて帰ったらあっという間に着いて大笑いした。
結局そんなことばかりだったけど
いつも楽しかった。
何を諦めて
何に期待して
ダメにしてしまったんだろう。
私の知らない時間と
あなたの知らない時間が
私たちの間に平等に流れて
私たちは当たり前の顔をして暮らしている。
もうあの時2人の間にあったものとは違うけれど
幸せを願う気持ちは変わらない。
生まれ変わったってどうせまた出逢う。
その時
私はあなたを何と呼ぶのだろう。