ハードウェア・ウォーズ(1977) | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
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 ハードウェア・ウォーズ(1977)

 

本作を好きか嫌いかでスターウォーズ愛がわかると言っても過言ではない作品。

もちろん私は大好きです!

本作で怒る一部のスターウォーズファンの気持ちがわからない。

 

本家『スター・ウォーズ』が公開されてわずか7か月後に発表された12分のパロディ作品。

日本で『スター・ウォーズ』の公開はいろいろトラブルがあって1年後だったわけですから、それよりも早い発表だったわけです。

 

ストーリーはほとんど『スター・ウォーズ』そのまんまなのですが、ほとんどのシーンに小ボケをかましており、戦いを繰り広げる宇宙船や武器が家電製品なのがポイントです。

 

登場人物も本編を意識しながらも脱力してしまうやつばかりで最高です。

オープニングから遊び心満載で、手前から奥に伸びていく象徴的な本家のオープニングタイトルのパロディから最高。

 

当然、『エピソード4』(この呼称は嫌いなのですが)を鑑賞していることを前提として鑑賞しないと本作は全く面白くないただのチープな短編なのですが、本編を何度も観ている人ほどツボるポイント満載です。

 

一番笑ったのは、お姫様の故郷の星を、ダーフ・ネイダー(もちろんダース・ベイダーのパロディね)が破壊した時に、オギー(オビ・ワン・ケノビのパロディ)がフォースの乱れを感じてふらつく場面。

 

 

『ハードウェア・ウォーズ』Hardware Wars(1977)

アーニー・フォセリアス監督 13分

日本劇場未公開