『がんばれ!ベアーズ』(1976) 原題(The BadNews Bears)
落ちこぼれ集団のちびっこたちが大奮闘して、
野球エリート集団の「ヤンキース」に一致団結して挑む。
監督バターメイカー役のウォルター・マッソー、
女の子のエースアマンダ役のテイタム・オニールがバッチリハマり、
野球をテーマにした作品の中でも最高傑作かもしれない本作。
下手くそなのに一生懸命努力して強くなっていく過程で、
いろんな感動的なエピソードがたくさんあるんですけど、
何故か忘れられないのがベアーズのメンバーの中でも喧嘩っ早いタナ―と、
いじめられっ子のルーパスがホットドックを食べるシーン。
ルーパスは、
その容姿のだらしなさや気弱な性格から、
学校の上級生たちの絶好のイジメの対象になっています。
タナ―はそんなルーパスの性格がもどかしく、
「なんでいつも鼻を垂らしているんだよ」っていじめられないように忠告してくれる。
そんな中現れる、
いじめっ子たち。
ルーパスは中にケチャップを入れられた帽子をかぶせられていじめられる。
それを見かねたタナ―が、
人数でも体格でも圧倒的に劣るのにいじめっ子たちに立ち向かう。
このシーンは感動したなあ。
チームメイトという熱い友情を感じた本当に素晴らしいシーンでした。
そして、
このシーンで食されていたホットドックがとても美味しそうでした・・・