サボテンの花 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

サボテンの花』 原題:Cactus Flower

1969年(米) ジーン・サックス監督作品

 

ウォルター・マッソー、イングリット・バークマン、ゴールディー・ホーンの共演ならば、

面白くないわけがない。

 

ゴールディー・ホーンは本作で、

アカデミー助演女優賞を受賞した。

 

本作でのウォルター・マッソーの役どころは、

結婚はしない主義のプレイボーイ。

 

娘ほど年の離れているゴールディー・ホーンと交際しているが、

彼女には、

妻と子供が3人いると嘘をついている。

 

そんな関係に嫌気がさしたゴールディー・ホーンは、

ガス自殺未遂を起こし、

マッソーは考えを改め彼女との結婚を考える。

 

しかし彼女は、

マッソーの妻の意見を聞きたいと言い出し、

マッソーは、

自らの歯科医院の看護師イングリット・バークマンに、

カタチだけの妻になってほしいと、

苦肉の策を巡らすのだが・・・

 

昔からお気に入り女優だったゴールディー・ホーンがとにかくキュート。

かきあげたようなブロンドのショートヘアーに、

クリクリの大きい青い目が素敵です。

その大きな目から落ちる涙。

 

ウォルター・マッソーは、

相変わらず達者な演技を見せますが、

特筆すべきは、

イングリット・バークマンのコメディエンヌぶり。

堅物の看護師の彼女がクラブで踊りまくるシーンの可笑しさと言ったら。

当時50代くらいでしたが、

とってもチャーミングです。

 

誤解が誤解を呼び、

大混乱になっていくコメディですが、

脚本がしっかりして、

(『お熱いのがお好き』や『アパートの鍵貸します』のI・A・Lダイアモンド)

しっかりとオチがついているのがいい。

 

ゴールディーが務めているレコード店に、

ビートルズの『リボルバー』が並んでいたりするのも、

なんだかうれしい。

 

タイトルの『サボテンの花』の意味はここでは言わないことにします。

とてもロマンティックな意味なんですけどね・・・

 

 

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