破戒(1962年版) | あの時の映画日記~黄昏映画館

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破戒

1962年(日) 市川崑監督作品

 

明治38年に島崎藤村によって書かれた長編小説の映画化。

本作では市川崑がメガホンを取っている。

 

被差別部落の出身であることを隠して小学校の教諭となった丑松。

彼は、同じ被差別部落出身の思想家猪子廉太郎に心酔する。

 

やがて、

丑松が部落出身者ではないかとうわさが広がり始め、

心酔していた猪子廉太郎が無残な死を迎えることになり・・・

 

厳しい作品です。

と同時に、

熱いヒューマニズムを感じます。

 

雪が舞い落ちるラストシーンが、

厳しい物語の強烈な印象を残します・・・

 

 

 

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