東京-ソウル-バンコック実録麻薬地帯 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

東京-ソウル-バンコック実録麻薬地帯

1972年(日)=(香港)=(タイ)=(韓国)・合作

中島貞夫監督作品

 

なかなかのトンデモ作品です。

新婚旅行中の松方弘樹夫妻が、

ソウルでドライブ中、

何者かに襲われ転落死する。

 

死亡した妻の弟千葉真一は、

身元を引き受けるためにソウルに訪れ、

事故現場を見たとたんに、

不審を感じる。

 

現地の警察は、

あくまで事故として片付けたかったのだが、

千葉真一は独自に捜査を行う。

 

と、

そこに、

死んだはずの松方弘樹から連絡があり、

一度だけ会っていいという。

 

待ち合わせの場所に向かう千葉真一だったが・・・

 

簡単な人間関係を、

わざわざ複雑にしているようなストーリー展開は、

ツボる人にはツボるだろう。

 

どうやって知ったのかわからないが、

松方がソウルへ逃げると千葉も後を追い、

今度は松方がバンコクへ逃げると、

なぜか千葉もバンコクへ向かう。

千葉は、

松方の考えを読み取るテレパシー能力でも持っているのかと思った。

 

ことの成り行きを、

松方が千葉に説明するシーンに、

『画』が全く入り込んでこない。

長台詞で済ましちゃう。

 

ヒッチコックの、

北北西に進路をとれ』のイミーテーションみたいな、

セスナ機での空中からの攻撃もある。

でも、

乗ってるスナイパーたちの腕が下手で、

全然弾が当たらない。

 

千葉真一は、

二枚目半の役どころですが、

相変わらず終始汗をかいていて暑苦しい。

 

松方弘樹あにぃは、

サングラスでばっちり決めてカッコいいのだが、

それさえもコメディに見えてしまった。

 

大ボスが金子信雄。

麻薬業界を仕切っているこの男が、

最後は逃げきって肩透かし的オチになるのは、

前年制作の『フレンチ・コネクション』の影響かなとか思ってしまう。

 

4か国の合作で、

各国の国民的スター総出演ということですが、

残念ながら日本の俳優以外知らない人ばっかりでした。

 

なんだかよくわかりませんが、

観客を楽しませようという気持ちは伝わってきました・・・

 

 

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