思い出の指輪 | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

思い出の指輪

1968年(日)斎藤耕一監督作品

 

スパイダースをはじめとした、

青春歌謡映画特集は、

本作品を持っていったん終わりにします。

 

最終回を飾る本作は、

GSグループ“ヴィレッジシンガーズ”大いに売り出しの一篇です。

製作にホリプロがかかわっており、

アイドル売り出しの一篇ともいえます。

 

監督は、

僕の大好きな、

旅の重さ』を演出した斉藤耕一。

 

城南大学。

この学校では、

学校一の魅力のある男子生徒に、

ナルシスの指輪を贈呈するという伝統があった。

 

この指輪は代々引き継がれるものとされ、

6代目が堺正章だったが、

堺はスパイダースの面々とともに南太平洋に失踪してしまう。

 

今年も指輪を贈る男子生徒の選考を始める時期がやってきた。

そこで、

選考委員である女子生徒たちは、

前年の受賞者だった堺の恋人である水森亜土に、

指輪の返還を堺に求めるように催告するのだが、

堺は失踪してみつからない。

さて困った・・・・となるのだが

 

ゲスト出演のスパイダースも『あの時君は若かった』を聴かせてくれるし、

ザ・ダーツが『ケメ子の歌』を聴かせてくれるところは感涙もの。

もちろんヴィレッジ・シンガースがタイトル曲や、

亜麻色の髪の乙女』などをはじめ歌いまくってくれるのだが、

他にも山本リンダが『帰らなくっちゃ』

BGMだけですが『受験生ブルース』が流れてきたり、

この世代に郷愁を持つ人間にはうれしくてたまらない。

 

ヴィレッジ・シンガースの面々は、

ニックネームがそのまま役名になっています。

 

昔の富士急ハイランドが出てきたり、

風俗的にもとっても興味深い作品です。

 

若い方々が観たら、

この懐かしい映像や音楽が、

かえって新鮮カモ^^

思い出の指輪』ヴィレッジ・シンガーズ

亜麻色の髪の乙女

ケメ子の唄

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