ワイルド・パーティー | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

ワイルド・パーティー [DVD]/20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

¥1,024
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ワイルド・パーティー』原題:Beyond the Valley of the Dolls
1970年(米)ラス・メイヤー監督作品

シャロン・テートという女優さんをご存知でしょうか?
ロマン・ポランスキー監督の元妻で、
チャールズ・マンソンというカルト指導者率いるヒッピーの一団に、
お腹の子供もろとも惨殺された女優さんです。

一般にシャロン・テート事件と呼ばれているこの事件。
その惨劇を再現したのではないかと思われろ作品です。

彼女が主演した、
哀愁の花びら(原題:Valley of the Dolls )の続編ではありませんという字幕が、
ものものしく表示されます。

3人の女性ロックグループ。
彼女らは、
Zマンと呼ばれている大物プロデューサーの目に留まり、
成功の道を歩みつつあった。

3人には、
いろんな人物が取り巻きとしてくっついているが、
それぞれ財産目当てなど下心を持っている。

ある日Zマンは、
その取り巻きを自分の屋敷に読んで、
実に奇妙なパーティーを始める・・・

ここからのゴア描写が見せ場といえるだろう。
ちょっと文章にできないえげつなさ。

そして、
このZマンなる人物。
あの、ビートルズの『レット・イット・ビー』などをプロデュースした、
フィル・スペクターがモデルだという話もある。

そのフィル・スペクターも、
現実に殺人事件を起こし、
現在も拘留中だ。

気づいている人もいるだろうが、
本作の原題がBeyond the Valley of the Dolls(人形の谷の彼方)
シャロンテート主演の映画の原題はValley of the Dolls (人形の谷)
人を喰っている。

何かというと、
男女、時々女女の絡みのシーンの連続で、
限りなくポルノに近いかもしれない。

音楽はなかなかいい。

こんな悲惨な展開でありながら、
ラストは肩透かし的なハッピーエンド。

こんな映画が20世紀フォックスという、
大手配給会社から公開されるなんて、
アメリカショービジネス界の懐の深さを感じます。

『異常さが伝わる予告編です』










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