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『波止場』原題:On the Waterfront
1954年(米)エリア・カザン監督作品
この作品は1954年のアカデミー賞で、
『作品賞』『監督賞(エリア・カザン)』『主演男優賞(マーロン・ブランド)』『助演女優賞エヴア・マリー・セイント)』等を受賞した。
ある港の権益を一手に握るマフィア。
彼等に兄を殺された弟が、
危険を顧みず彼らによる搾取や不当行為と闘う。
主演のボクサー崩れを演じるマーロン・ブランドの、
陰のある個性が圧倒的存在感。
粗野な性格かと思いきや、
屋上で鳩を飼ったりしている。
マフィアとの対決で、
ボロ雑巾のように叩きのめされたブランドが、
仕事の権利を主張するために立ち上がりよろめきながら歩くシーンは、
この作品のクライマックス。
カザン監督の粘り強い長回しが緊張感を生む。
この作品のカザン監督は、
本当に粘り強く、
ブランドの兄が殺されて壁につるされているシーンは、
ショッキングだ。
名作には名音楽がつきものだが、
レオナード・バーンスティンの音楽も、
作品の緊張を盛り上げる。
悪役は憎らしいほど、
作品は面白い。
組合を牛耳るマフィアのボス演じる、
ロッド・スタイガーは実に憎々しい。
やや左寄りの感があるこの作品。
その後巻き起こるハリウッドの“赤狩り”における、
エリア・カザン監督の顛末を思うと、
より興味深くなる。
『予告編』
『昭和音楽祭』
『翔べスワローズ!進撃燕軍団!』
こんなのもあります。
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