熱いトタン屋根の猫 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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思い入れたっぷりに綴っていきます

熱いトタン屋根の猫 [DVD]/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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熱いトタン屋根の猫』原題:Cat on a Hot Tin Roof
1958年(米)リチャード・ブルックス監督作品

エリザベス・テーラーとポール・ニューマン。
二人は、不倫疑惑が原因で冷え切った夫婦関係。

バール・アイヴス演じる父親。
一代で財をなした実力者。

それに、兄夫婦。

この3組が見せる、
愛憎入り混じった室内劇。

実は父親は不治の病に侵されており、
それは、ほかの家族には知らされていたが、
本人だけが知らない。

要領のいい長男夫婦は、
実は父親の莫大な遺産を狙っている。

次男のポール・ニューマンは、
フットボールの花形選手だったが、
父親に愛された記憶がなく、
また、親友スキッパーと妻の不倫を疑い酒浸りだった。

そんな各人各様の思惑が、
父親の誕生パーティーの晩に爆発する。

この後半の演技合戦は、
皆の演技が鬼気迫っており、
とても見応えがある。
まさに感情の爆発。

最後は、
物欲よりも愛が大切という、
あたりまえのオチになるわけですが、
わかっていても、心地よいエンディング。

ただ、原作では、
ポール・ニューマンとスキッパーの関係は、
ホモセクシャルの関係であり、
それゆえにエリザベス・テーラーとの夫婦関係がないのだが、
映画化に際しては、
そこのところはぼやけた表現になっている。

もしリメイクされれば、
そこのところをもっと生々しく描写することになるのだろう。

予告編

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