『ダイヤルMを廻せ』 原題:Dial M for Murder
1954年(米) アルフレッド・ヒッチコック監督作品
いつも軽快なテンポで観客を魅了すするヒッチコック作品だが、
その中でもこの作品は際立ってテンポがいい。
妻の浮気に気づいた亭主。
亭主は小悪党を使い報酬を与え妻殺しを依頼する。
パーティー会場からの亭主からの電話が、
殺人の合図だったのだが・・・
小道具の使い方がもう感激するくらい巧い。
スクラップ記事の貼り付け作業としまい忘れたハサミ。
燃やしてしまうストッキング。
脅迫文、
そして開かない鍵。
これらが混然一体となって、
めちゃくちゃ面白いミステリーに仕上がる。
事件を担当する警部の、
質問の間。
あわてて拵える、二重三重の殺人ストーリー。
こんなに綿密に作られた脚本(フレデリック・ノット)は奇跡。
レイ・ミランド、グレース・ケリー、ジョン・ウィリアムズ、ロバート・カミングス、
各人の演技も完璧。
ラストもおしゃれ。
可愛そうなのは報酬ももらえずに死んでしまった小悪党。
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