『博多っ子純情』
1978年(日) 曽根中生監督作品
この作品は絶対に女性にはわからないと思う。
でも、男ってこんなものかという意味で女性にも観てほしい。
大人なのか子供なのか14歳の中学2年生。
性への好奇心は旺盛なのだが、
体験がない。
あるのは巷に流れる淫靡な噂話ばかり。
恋知り初めし年頃だ。
ぎこちないキスを自慢する。
思いっきり粋がりたい年頃でもある。
上級生との喧嘩。
その喧嘩にはルールがある。
だから番長は一目置かれる。
今や個性派俳優である光石研が主人公の郷を演じる。
博多男の誇り締め込み姿が凛々しい。
この作品のもう一つの主人公は、
博多の街そのもの。
山笠が縦横無尽に走る祭りの描写は圧巻だ。
ヒロインにバスボンガール(死語?)の松本ちえこ。
学級委員の役で、おおいにかまととぶりを発揮している。
あこがれていた先輩番長が、
隣の家のこれまたあこがれの女性と駆け落ちした後、
先輩番長が死んであこがれの女性が涙ながらにピアノを弾くシーンはジーンときた。
クライマックスは熊本城での、
対立する二つの中学校総出の大喧嘩。
主人公はピストルを持って突っ込んでいく・・・
九州弁っていいなあ。
粋がいいんだけど情がある。
博多の山笠祭りに行きたくなりました。
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