『ゾンビ』 原題： Dawn of the Dead
1978年（伊） ジョージ・A・ロメロ監督作品
CS放送のムービープラスで放映されているのを久々に観ました。
もちろん部屋を真っ暗にしてヘッドフォン大音量。
なぜか異常発生を始めた「生ける屍」たち。
彼らは生きている人間を襲い、
生肉をかじる。
かじられた人間は、
数時間後には死亡し彼らと同じ「生きる屍」となり、
人間を襲うようになる。
主人公たち4人はヘリコプターでゾンビの増殖を続ける都会を脱出し、
巨大なショッピングセンターに立てこもるのだが、
そこにもゾンビたちの集団はやってきて・・・
改めて観ましたけど、
ホラーというよりサバイバルアクションですね。
ゾンビたちの動きがのろいのには、
相変わらず笑ってしまう。
よゆーで逃げられそうな気がする。
実際、
途中参加してきた暴走族の兄ちゃんたちは、
見事にゾンビ撃退してましたからね。
ゾンビたちのモブシーンに甘いところがあって、
時々笑いながら襲ってくる奴がいた。
これはこれで怖いのだけれども。
ショッピングセンター内での人間関係が、
少しまどろっこかったかな。
カメラはいろんな構図で、
巨大ショッピングセンターを切り取っていて、
スピーディーでいいと思う。
低予算の必死さを感じる。
この作品の後に、
雨後の筍のように作られた血みどろ残酷映画を見慣れてしまったためか、
あるいは3回目の鑑賞だったためか、
恐怖感は全くなくなってしまった。
が、
特殊効果をはじめとして、
血みどろゾンビ映画の先駆者として、
ジョージ・A・ロメロ監督は一応の評価はしたい。
久々に聴きましたが、
ゴブリンの音楽はかっこいい！
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