スラムドック$ミリオネア | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



スラムドック$ミリオネア』原題: Slumdog Millionaire
2008年(英) ダニー・ボイル監督作品

第81回アカデミー作品賞を始め、
各国の映画賞を受賞しまくったダニー・ボイル監督の快心作。

インドの貧民街で育ち、
学校も行っていない少年が、
日本でもおなじみのクイズ番組に出演し、
次々と正解する。

そして、
あと一問で、全問終了というところで、
少年は不正疑惑をかけられ、
警察に連行されるのだが・・・

回想形式で、
主人公より要領のいい兄とともに、
どん底から這い上がってくるストーリー。

何故、額のない少年が、
次々と難問を突破できたのか、
それに人生をかぶせていく手法。
うまいところに目を付けたものである。

モンタージュを多用した編集が見事なので、
少々雑な構成にも目をつぶっていられる。

特に、兄が、
札を一面に入れたバスタブの中で死んでいくシーンは、
(ごめんね、ネタバレ)
何故か強烈な印象に残る。

よく観たら、
ちぐはぐなところも多いのですが、
こんなタイプの作品は貴重品。

アメリカ映画で、
R・レッドフォード監督の、
クイズ・ショー」のほうが完成度は上だったかな。

でも、ハッピー・エンドは気持ちいいです。
ラストのダンス・シーンも楽しいです!

予告編

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