グッバイガール | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます




グッバイガール』 原題:The Goodbye Girl

1977年(米) ハーバート・ロス監督作品


男にサヨナラされてばかりで、

すっかり恋愛恐怖症になってしまった33歳の子持ちのダンサー、ポーラ。


そのアパートに転がり込んできた売れない役者のエリオット。


子供を含めた3人のかみ合いそうでかみ合わない様子を描いた、

ハートフルロマンティックコメディ。


ニューヨークを舞台にした、

とても素敵な佳品です。


喧嘩ばかりしている二人だけど、

雨の屋上で二人だけのパーティーで心を通わせる場面が、

とてもいい。


翌朝、その幸せに不安になってしまうポーラーの気持ちもよくわかる。


ポーラの娘の心を開くために、

エリオットが馬車で学校に迎えに行くシーン。

ここもとてもいいシーンだ。


脚本は職人ニール・サイモン。

監督は都会派、ハーバート・ロス。


売れない役者エリオットにリチャード・ドレイファス。

3流演出家のシェークスピア戯曲の主役に抜擢され、

悪戦苦闘する。


彼はこの作品でアカデミー主演男優賞と、

ゴールデン・グローブ主演男優賞を受賞しました。


そしてポーラ役には、マーシャ・メイスン。

笑ったり怒ったりすねてみたり泣いたりと、

とてもいい感じで好演。

彼女はゴールデングローブ主演女優賞を受賞。


ラストの雨の公衆電話が、

見事に物語の始まりとリンクしているところなんか、

これぞ作劇の妙というものでしょう。


観終わって、

「あぁ~良かったなあ」

と心から思える作品です。

おススメ!

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