ローズ

『ローズ』　原題：Rose

1979年（米）　マイク・ライデル監督作品

ギタリスト、ジミ・ヘンドリックス、

ザ・ドアーズのボーカリスト、ジム・モリソンとともに、

激動の’60年代をわずか27年で駆け抜けたブルースロックの女王、

「ジャニス・ジョップリン」をモデルに、

ベッド・ミドラーが大熱演をした作品。

主人公のローズは、

天才的なボーカリストであったが、

天衣無縫な性格と行動から、

その明るい笑顔とは裏腹に孤独であった。

彼女はツアーを次々とこなし、

ビックスターになっていくが、

彼女のそばにはいつもアルコールとドラックがあり、

孤独をそれらで紛らわせているようだった。

恋人もできるが、

あまりにも激情的な性格が災いして、

みんな彼女のもとから去ってしまう。

故郷での凱旋ライブに意気込むローズだったが、

そこには思いもかけない悲劇が待っていた・・・

僕はジャニス・ジョップリンは大好きなアーティストでして、

特にラストアルバムの「パール」は、

マイ・フェイブリットアルバムTOP10にいれるくらい気に入っております。

この圧倒的な声量と表現力を、

ベッド・ミドラーは見事に再現してくれている。

ストーリー的には、

展開が定石的すぎるところがあり、

そんなに感心するところまでいかないが、

とんな不満をベッド・ミドラーの熱演が吹っ飛ばしてくれる。

この作品をご覧になった後、

ぜひ、モデルとなったジャニス・ジョップリンの曲も聴いてみてください。

まさに魂の叫びですから。

今日は映画の紹介か、

ジャニスの紹介かわからなくなってしまいましたね。

スミマセン・・・

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あの時の映画日記～黄昏映画館