俺たちは天使じゃない | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



俺たちは天使じゃない』 原題:We're No Anjels

1955年(米) マイケル・カーティス監督作品


「カサブランカ」や「ホワイトクリスマス」を演出していながら、

作品名ほど名前が認知されていないような気がする、

マイケル・カーティス監督の、ハートウォーミングなクリスマス映画。


“悪魔島”から脱獄してきた、

ハンフリー・ボガートら3人。


彼らは水兵の医師から財布をスリ取るが、

一緒に雑貨店あての手紙を盗んでしまう。


自ら届ければ、何か報酬がもらえるかもしれないと考えた3人は、

雑貨店に手紙を届けるが、

その店は、いつもツケで商売をしている、

心優しい正直者一家が経営していた。


3人は店の雨漏りを直すことになる。

そして屋根の上で作業をしていると、

店は強欲な従弟に無理やりやらされていて、

店の娘が失恋しかかっていることを盗み聞く。


3人は、協力して、

一家を守ろうとするのだが・・・


ハードボイルドで、いつもはキメキメに決めている、

ハンフリー・ボガードの珍しいコメディ演技。

口八丁の詐欺師役をとても真面目に(?)演じています。


囚人たち3人がセッティングする、

クリスマスパーティーの飾りつけが見事で、

こんなホーム・パーティーやってみたいと思います。


よく考えたら、

かなりえげつない結末なんですけど、

そこは笑ってすますアメリカ映画。

「監獄に帰りてぇな」なんていいながら、

お気楽に刑務所に戻っていきます。


他愛のない小品ですが、

結構僕は気に入っています。

クリスマスに観るといいかもです。


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