新作、「ウォール・ストリート」の予告編が、やたらと気になるのでこちらの作品をアップすることにしました。
どうやら「ウォール・ストリート」は、この作品のマイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーの後日談のようですね。
結構面白かった本作に、どこまで迫っているのか注目です。
1987年度(米)
オリヴァー・ストーン監督作品。
『ウォール街』
野望に燃える若き証券マンのバド・フォックス(チャーリー・シーン)。
彼は、底辺からのし上がり、今や株式界の帝王のような地位にいるゴードン・ゲットー(マイケル・ダグラス)に憧れている。
彼は、時間をかけてゲットーに近づくことに成功し、父親の勤めている航空会社の情報を流しゲットーに気に入られる。
バドはこのインサイダー取引によって莫大な報酬を得て私服の時を過ごす。
やがてゲットーは、父の勤務する航空会社ののっとりを画策。
バドを社長として取り込もうとする。
が、バドと父親(マーティン・シーン)は激しく対立。
一方ゲットーはさらなる野望を抱いており・・・
と、ストーリーは、ここまでにしておきますが、
オリヴァー・ストーン監督は、証券界の光と影をサスペンスフルに描いていて拍手。
チャーリー・シーンの恋人になるダリル・ハンナも魅力的。
親子の葛藤により、正義に目覚めるバド。
登場人物の一人ひとりがじつに良く描かれています。
ただ、株価の変動表示のシーンに字幕が出なかったのは、株の知識に乏しいものにとっては辛かったかな。
株のことをより良く知っていれば、より楽しめる映画でした。
証券マンのモラルの映画。
新作「ウォール・ストリート」をご覧になる前に観ておいたほうがいいと思います。
お勧めします。
がちゃん
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