アトランティスのこころ | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
スティーブン・キング原作です。

アンソニー・ホプキンスが出ています。

でも、ホラーではありません。

実に心豊かになる、ファンタジー作品です。


あの夏、わたしは少年時代に別れを告げた。

彼はすばらしい贈り物を残してくれた・・・


2001年度(米)

スコット・ヒックス監督作品。

『アトランティスのこころ』


数あるキングの小説の中でも、とりわけ深い精神性とエンターテイメント性を併せ持ち、キング本人の少年時代が投影されているともいわれる小説が原作です。


50歳になるボビーは、少年時代の友人の葬式に出るために生まれ故郷に帰ってきた。

今は朽ち果てた、かつての自分の家を訪れ、自分の部屋の窓から外を眺め少年時代・・・二度と戻ってこない11歳の夏の日々のことを思い出していた・・・


当時のボビーは母と二人生活。

母はまだ若く、美しく自分のためにはどんどんお金をつぎ込むのに対し、ボビーには11歳の誕生日のときのプレゼントに図書館の貸し出しカードしかもらえずにいた。

本当は自転車がほしいのに・・・


そんなボビーの家に一人の老人テッドが下宿することとなる。

この老人は、何か謎めいたものを持っていた。

ある日、テッドはボビーに仕事を頼む。


ボビーが週1ドルで、テッドに新聞を読むこと。


これが、テッドに頼まれたことだった。

そして、テッドには何も話していないのに、

「もしかして、自転車が買えるかもしれないよ」

と、ボビーに語りかける。


テッドは、これからボビーに起こるすばらしいことを次々に告げていった。


あの時の映画日記

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だが同時に、このテッドの不思議な力は、「あまりにも危険な奴らを」呼び寄せることになる・・・



あの時の映画日記

あの時の映画日記

ボビーとテッドの不思議な関係。

少年なら誰もが憧れる、高価なグローブ。

豊かな自然。

初恋の少女・・・そして始めてのキス・・・


余韻が素晴らしい作品です。

未見の方は、ぜひご覧ください!


がちゃん。


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