おもいでの夏 | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
15歳の夏。

憧れの年上の女性。

誰もが経験する、性への目覚め。

そんな、こそばゆいような感覚をみずみずしいタッチで描いた佳作。


1970年度(米)

ロバート・マリガン監督作品。

『おもいでの夏』


第二次世界大戦中の1942年の夏。

ハーミー(ゲーリー・グライムス)は、ニューイングランドの海辺で休暇を過ごしていた。

友達三人と過ごしてはいたが、退屈な毎日。


この年頃の少年達が集まれば、話題は未だ未経験のSEXの話。

ハーミーはそんな暮らしをしながらも、小高い丘の上に立つ家を見ていた。


そこには、若い夫婦が住んでいた・・・

女性の名はドロシー(ジェニファー・オニール)。

ハーミーはたちまち恋をした。


ドロシーの前では精一杯大人ぶるハーミー。

同世代の女の子達といても、心はドロシーから離れない。


ある夜、ハーミーは、ドロシーの家に招かれる。

正装して訪れるハーミー。

流れているレコード。

一通の電報。


ハーミーは誘われるままにドロシーにベットへと誘われる。

何故、ドロシーが哀しい表情なのかも分からずに・・・


少年が年上の女性に恋して、初体験するというのは、

まあ、よくある話なんですが、

この作品は、物悲しくて切ないです。


ノスタルジックで切ない映像。

こういう作品には弱いです、私。

絶対お勧めでございます!!


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