父親としての自分の資質を問われている気がしました。
タイトルが全てを物語っていますね。
アカデミー外国語映画賞の受賞は当然としても、なんと主演男優賞まで取ってしまった。
イタリア映画のいい面が100%出ていましたね。
ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演作品。
1998年度(伊)
『ライフ・イズ・ビューティフル』
主人公はユダヤ系イタリア人グイド。
本屋を開く事が夢だ。
アレッツオの街にやってきた彼は小学校教師のドーラに恋をする。
ドーラには婚約者がいたが、グイドの純粋さに惹かれグイドと結婚する。
息子にも恵まれ、幸せに暮らしていたグイドたちだったが、時代はナチスの占領時代。
グイドと息子のジェズエはユダヤ人強制収容所に連行されてしまう。
そして妻のドーラはユダヤ人ではないのに志願して自ら収容所に向かう。
収容所の過酷な状況を目のあたりにしたグイドは、自分の息子に希望を持たせるため、
収容所生活があたかもゲームであるように装う事を思いつく。
強制労働に借り出されるグイド。
しかし、精一杯の愛情を息子と妻に伝えていく。
それは最後の最後まで・・・
コメディタッチですすんでいくこの物語。
そのユーモアの裏側にある残酷な真実。
夢を持つこと愛する事の強さ大切さ。
素晴らしい物語です。
まさに寓話です。
ゲームオーバーになった後、息子にもたらされたプレゼント。
近年まれに見る傑作だと思います。
有名な作品なので、改めて私がレビューすることはおこがましいのですが、
何故か書きたくなったのです。
お勧めします。未見の方はぜひ御覧下さい!!
がちゃん
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