カッコーの巣の上で | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記

’75年度アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、主演女優賞受賞作。

チェコからアメリカに亡命してきたミロス・フォアマンが監督。

ジャック・ニコルソン、ルイズ・フレッチャー主演の問題作。

1975年度(米)

『カッコーの巣の上で』


ジャック・ニコルソンはいつもの怪演なのですが、この作品はルイズ・フレッチャーの冷酷な演技が光ります。が、好きな作品かどうかと聞かれると・・・・なんですよね。


1963年のある日、マクマーフィーという男がオレゴン州立精神病院の門をくぐった。

彼は、刑務所での強制労働を逃れるため精神異常を装っていたのだ。


あの時の映画日記

マクマーフィーは初めてディスカッション療法に挑んだ。

が、そこでマーフィーが目にしたものは、まるで刑務所の看守のようにふるまう病院側の人間と、まるで生気のない無気力人間になっている患者たちの姿だった。


翌日のディスカッション療法に参加した彼は、テレビでワールド・シリーズの実況を見ることができるように、日課の変更を要求する。看護師は一蹴したが、マクマーフィーは選挙で決する事を要求する。

しかし、賛成するものはわずかで、患者たちの無気力さが浮かび出る結果となった。


これ以降、マクマーフィーは患者たちに人間らしい感情を持ってもらおうといろいろ計画するが、ことごとく婦長であるラチェッドと衝突する。


あの時の映画日記

ついには、脳の電気ショック療法まで受けさされてしまうマクマーフィー。


次第に明るさが出てきた患者たちだったが、ある晩マクマーフィーが企画したパーティーが原因で、患者の一人が婦長のラチェッドにある事を咎められ自殺してしまった。


そんな自体にもかかわらず冷徹に患者たちを管理するラチェッドの態度に、マクマーフィーの怒りが爆発する。

危うく、彼女を絞め殺そうとした彼は病棟から連れ去られる・・・


そして、信じられない姿で戻ってきたマクマーフィー・・・


この先は、本編を御覧頂きたいのですが絶対的権力を持つ婦長のラチェッドが本当に憎くなります。

この作品もヒューマニズムを謳いあげている名作だとは思うのですが、私は少し違和感を覚えました。

皆さんは、どんな感想をお持ちなんでしょうか?

非常に興味があります。


がちゃん

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