ホラー映画版、「ザッツ・エンターテイメント」といえるような、ホラー映画の恐怖シーンをつないでいき、ドナルド・プリゼンスとナンシー・アレンが恐怖におののく観客に混じって怖いもの見たさの観客心理や、製作者側の演出手法を解説していく映画。
アンドリュー・キューン監督1984年度作品。
『ザッツ・ショック』
途中、ヒッチコックが自らサスペンスの醸成の方法を語ったりします。
まあ、ホラー映画のダイジェスト版といえますが、出展されている作品が多岐に渡っていてなにか得をしたような記憶があります。
「鳥」「サイコ」「ジョーズ」「エクソシスト」「シャイニング」「ローズマリーの赤ちゃん」「ポルターガイスト」「夕暮れにベルが鳴る」「マラソンマン」「殺しのドレス」「キャリー」「フューリー」「ハウリング」「遊星からの物体X]「エイリアン」「ナイト・ホークス」「ハロウィン」「13日の金曜日」「何がジェーンに起こったか?」「天使の復讐」「サスペリア」などのショッキング場面が紹介されています。
ただ、わりとずらっと並べてるだけの感もあるので、ホラー映画の歴史を解説すという域には達していないのがもったいないですね。
これだけの作品を一同に集める事ができたのですから、もっときちんと作っていればひょっとしたら、歴史に残る作品になりえたかもしれないので残念です。
オ-プニング
残念ながら、DVDの発売はないようです。
がちゃん