ヤングゼネレーション | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
ブリット」のピーター・イエーツ監督が、すがすがしいタッチで描いた青春映画。

『ヤングゼネレーション』1979年度(米)


舞台はインディアナ州ブルーミントン。

大学に進まずに毎日を何となく過ごしている4人の少年達。

デイヴ(デニス・クリストファー)、マイク(デニス・クエイド)、シリル(ダニエル・スターン)、ムーチャー(ジャッキー・アール・ヘイリー)らだ。


彼らの父親が石切工(カッター)であるが故に、大学に進まず大学生達からは疎外された毎日だった。


少年のうちの一人、デイブは自転車レースに熱中しており、イタリアのレーシングチャンピオンに憧れていた。


その影響でイタリアかぶれになっており、変なイタリア語を使い、「フィガロの結婚」なんかを歌ったりしていた。

挙句の果てに、自分は生粋のイタリア人だと嘘をついて、意中の女の子に迫ったりする。


やがて、デイブが楽しみにしていた自転車レースの日がやってくる。憧れのイタリアチームもやってきた。

父の反対を押し切って、そのロードレースに参加することになったデイブはあと少しで優勝という善戦ぶりをみせるが、イタリアチームのあくどい妨害によって転倒、レースから脱落。


イタリアに憧れていた自分にも愛想がついてしまう。


彼女にも嘘がばれてしまい、サヨナラされてしまうが、日ごろ厳しい父が慰めてくれた。


そして、ブルーミントンで毎年開催されるリトル500バイシクル・レースとよばれる自転車レースが行われる日がやってきた。

デイブは気分一新、マイクら3人を誘って「カッターズ」というチームでレースに出場する。

大学チームも出場するこのレース、さて・・・・


自転車のスピード感が爽快で、風を感じる映画です。

4人が集まる集う水が溜まって湖になった石切場の風景も美しい。

イタリアかぶれだったデイブがラストではフランスかぶれになってしまうところも楽しい。

いい映画ですよ!!


がちゃん


残念ながら、DVDは発売されていないようです。


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