ビッグ | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



あの時の映画日記

1988年度(米)。

ペニー・マーシャル監督作品。

12歳の少年が35歳の大人になってしまうハートフルコメディー。

『ビッグ』


子供が大人になったり、大人が子供になったりする物語はたくさんありますが、この映画が私の心に残っているのは、面白くて楽しいのはもちろんなのですが、なんとなく寂しげなペーソスが漂っているからです。


12歳に少年がカーニバルに遊びに行き、ジェットコースターに乗りたいと思うが、身長の関係で乗る事が出来ない。

少年は遊園地に設置されている魔王のボックスにコインを入れて大人になりたいと思う。


翌朝、起きてみるとなんと自分が35歳の大人になっている。(なんとトム・ハンクスが演じています)


必死に母親に説明するが分かってもらえず仕方なく家出。

親友のジェーレッド・ラシュトンだけは分かってくれて身分証明書を偽造。

おもちゃ会社に入社する。


トム・ハンクスは子供らしい発想で新製品を考え出し、社長に喜ばれる。


そして、純粋な心を持ったハンクスにキャリアウーマンのエリザベス・パーキンスは心を寄せる。

そして二人は恋に落ちるのだが・・・


ロケはニュージャージーで行われたらしく、紅葉の郊外の町の風景が美しいです。

子供時代に辛い事があったエリザベスが子供には戻りたくないとしんみりする場面もいいです。

佳作ですがいい味出してます。

お勧め!!


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