埼玉県立 越生高等学校 | 校歌の広場

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高校の校歌についていろいろ書き綴っています。
高校野球でも流れたりする、校歌の世界は奥深いですよ~

今回は、埼玉県の越生高校です。

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越生(おごせ)町は埼玉県のほぼ中央部、入間郡に属する歴史のある町です。

町内の越生梅林は”関東三梅林”の一つとされ、水戸の偕楽園などと並ぶ梅の名所で越辺川岸の園内で約1000本、周辺も含めると2万本ほどの梅が早春にかけて咲き乱れます。

他にも山吹の里歴史公園のヤマブキや五大尊つつじ公園のツツジやサクラ、アジサイといった四季折々の花が多く植えられている観光スポットですね。

また前回紹介した富岡製糸場ですが、そこから絹の生産地・物流中継地でもあった八王子に向かう途中の越生にも裏絹の生産や越生絹市場があり、大変賑わっていたそうです。

 

学校はJR八高線・越生駅の北東に昭和47年に開校しました。

南の毛呂山町との町境近くに武蔵越生高校がありますが、こちらは私立で昔はこちらも越生高校でした。そのため区別するときは県立を「おごけん」、私立を「おごし・おごしり」と呼ぶような感じだったそうです。混同が多かったようで私立の方は平成5年に武蔵越生高校に改称しました。

普通科と高校では珍しい美術科があり、美術大学などの芸術系の大学進学もそこそこあるようです。

校歌は作詞:轟義雄 補作:内田義 作曲:馬場志津子で昭和48年制定です。

越生 (全3番)

 入間野の 入野のきはみ
 梅香る 白き学舎
 礼節の 道を求めて
 若きいのち ここに集へる
 ああ青春の 越生高校

 

学校のあたりは入間野と呼ばれる平地の最北、ゴルフ場のある山の麓にあるので「入野のきはみ(果て)」と歌われているのでしょうか。町の象徴の梅も取り入れられていますね。

3番の冒頭「山吹の一枝によする、ゆかしさのかぎりなきもの、親切の心を清く…」は、室町時代の武将・太田道灌の故事を取り入れています。参謀役や築城の名人で知られ、江戸城や川越城など多くの名城を作りました。

「七重八重、花は咲けども山吹の、実の一つだになきぞかなしき」という和歌に掛けて、雨具の蓑を貸せなかった少女の気持ちに気付けなかったのを恥じて歌道に励んだ…というものです。伝説の地がどこだったのか、また史実だったのかは諸説あるようなのですが、当地は有力候補のひとつと伝わっているようです。

越生町・山吹の里→山吹の里歴史公園 | 越生町観光サイト -梅を向いて歩こう