いや~此処数日、肋骨亀裂骨折やら、抜歯手術やら、PCの不調やらが重なり、ブログの更新が遅れて仕舞いました。御容赦くださいませ。

感を取り戻す為にも無駄話をひとつ…


私は子供の時分から説話、民話、昔話において異類婚姻譚、殊に異類女房譚が好きでした。

"異なるもの"と交わりへの憧憬と畏怖は全人類が共通で持っている感情であるのだろう。
人が"異なるもの"と交わり、婚姻を結ぶ話は、全世界的に分布している。ギリシャ神話のゼウスの浮気、かえるの王様、美女と野獣、蘆屋道満大内鑑の葛の葉の子別れ(安倍晴明の誕生譚でもある)など数えれば切りがない。

また異類女房譚に共通する重要な項目として「見るなのタブー」がある。
大抵の異類女房譚はこの「見るなのタブー」を犯すことで悲劇(主に離別)が訪れる話になっている。
鶴の恩返しの「覗くな」(鶴女房)、浦島太郎の「(玉手箱を)開けるな」(亀女房)が最もポピュラーな例であろう。

その中でも私が好きなのは、この「見るなのタブー」を犯し、離別が訪れた後をしっかり描いたものだ。

例えば蛇女房は、正体がばれ別離の際に男との間に出来た子供に乳代わりにしゃぶらせるように自分の片眼を与え、其れが無くなるともう一つの眼まで与え、「目が見えなくなったから、昼も夜も判らないので、代わりに鐘を鳴らして、朝が来るのを知らせてほしい」と告げ、湖の中に消えていく…
私は幼少時代、まんが日本昔ばなしのこの話のビデオを見ては感動し、泣いておりました…

そして今回イラストを描いた烏女房(落語の演題は水神)は、別離の際、「もし貴方が其れ程に私を想ってくれるなら、これを着てくれると貴方も烏になれるから」と黒い羽織のようなものを差し出す。
そして、それが素晴らしいサゲへと繋がっていく。
気になった方は是非、CDでも何でもいいです、三遊亭圓生の「水神」を聞いてみてください。

切なく、優しく、暖かいそんな異類女房譚をどうぞ。


本来の意味:ダルビッシュ 有(だるびっしゅ ゆう、ペルシア語:یو درویش、ローマ字転写:Yū Darvīsh、正式氏名:ダルビッシュセファット・ファリード・有、1986年8月16日 - )は、北海道日本ハムファイターズに所属するプロ野球選手(投手)。
東北高校時代の3年春の選抜、熊本工業戦でのノーヒットノーラン(史上12度目・10年ぶりとなる)はすごかったなぁ…
あっ…まだ禁煙は継続してるんでしょうか?




妖解釈:樽美酒幽霊(だるびしゅゆうれい)は関西を中心に分布する酒蔵の守り神。これが現れる事は吉兆だという。

昔、とある酒蔵の杜氏の息子の太助が夜、厠に行った帰りにふと酒蔵の中から話し声を聞く。
その声があまりにも楽しげなので覗いてみると、人間の四肢が生えた酒樽がお互いの酒を柄杓で飲み比べながら酒盛りをしていた。
太助はあまりの情景に驚き、這々の体で酒蔵にいちばん近い(先代の杜氏である)祖父の寝間に転がり込み、泣きじゃくりながら事の次第を祖父に話した。
祖父は「そうかそうか」としみじみとそして嬉しそうに頷いていたので、太助は不審に思い、訳を問うた。
祖父は
「酒好きの趣味人の中に死んだ後も酒が飲みたくて酒樽に生まれ変わる事を願い、吉野の杉林の近くに墓を建てる人がいる。
杉材の中でも吉野杉が香りがよく節が少ないため酒樽の適材な為だ。
其の願いが叶い、見事酒樽になった者が樽美酒幽霊になる。お前が見たのはこの樽美酒幽霊だ。
昔からこの樽美酒幽霊の出た酒蔵は繁盛するという。お前の親父も樽美酒幽霊に認められるぐらい良い杜氏になったんだなぁ。それが嬉しいのさ」
と語った
翌朝、蔵に行ってみると、何事もなかったように樽は整然と置かれていたが、柄杓だけが散乱していたという


ブランクの為、絵が何時も以上に下手です(゜д゜;)
御容赦をm(_ _ )m
先週末旅行等があり、絵もネタも間に合わなかったので、今回は母に教わった事を書く。

母が亡くなったのは私が19のときである。
母は私が子供の時分から病弱で節目節目で病院に係っていたが、其の頃には癌の転移が酷くなり、何ヶ月もずっと入院していた。

当時、秋田の学校に通っていた私にある日、母が危篤したと電話が入った。
私は取る物も取らず、母の入院していた八戸市の某病院へ向かった。

病室に僕が着いたときには、まだ兄は到着していなかったが既に親戚が沢山集まっており、眠ったように目を閉じている母とその心電図を見て、みんな一様に驚いたような顔をしていた。

なんでも私が着く数分前から母の心拍が少しずつ上がり始め、私が病室に着いた瞬間に其れが最大になったというのである。
母とその心拍を交互に見やりながら、母の手を握っていた。

其れから少し後、次第に落ち着いてきたようだった心拍が明らかに上がり始めた。
数分後、心拍の数字が最大になったとき、兄が病室に入ってきた。


母はそのまま目覚める事なく亡くなってしまったが、私は一つ大切な事を教わった。



母は死に際し、何キロも離れた自分達子供を知覚しえた。

不思議な事はなにもない。普段使えないだけで、人間にはそれだけの力が元来備わっているということだ。


壁にぶつかった時、自分はまだまだそこまで頑張っていないぞ。そう思う事にしている。


う~ん…
何時になく真面目に話をしてしまったので照れ隠しにバカなことを云うことにする。

ケン ショウエン
イ チョウエン
コウ トウガン
チュウ スイエン
オウ カクマク
ボウ コウエン
ニ トウキン
ノウ イショク
チョウ ネンテン
カン シュヨウ
チツ ケイレン

体の中に中国人…わろし