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♯10「復讐」の計画② (性被害後遺症へのケア)
性的・過激な描写が含まれます
閲覧にご注意ください
↓動画版↓
「何か」に感謝を感じる要素を作ればレイプ被害を前向きに受け止められるようになるか?
こうした推測を元にステップを明確にする事にしました
現時点で必要な要素は明確ではありませんが
「物質」ではない事は間違いありません
前回お話したように心理面の「成長」と
それによる幸福感の向上
といった内面的な変化が目標です
「新しい体験」や「環境の変化」も変化を感じる要因ではありますが
そこに成長や幸福を見出せるかは「感じ方」が先にきます
「感じ方」が行先の舵を取る事もある訳で
むしろ、環境的な変化はあくまで「結果」です
例えば、財布を落としたとしても「感じ方」で結果は変わります
「落とした分節約しなければ」という人もいれば
「この機会に使い方を変えてみよう」という人もいる訳です
節約を決めた人には粗末な体験と環境が待っています
その度に「落とさなければ」
と悔いを感じるかもしれません
半面、使い方を変えた人の体験と環境は無限です
焼き肉を食べに行くかもしれませんし
旅行に行くかもしれません
福祉や環境団体に対して寄付をするかもしれません
「解放感」という内面的な変化が
心地よさを感じる結果をもたらす訳です
「お金」という物質よりも「内面的な変化」
に重きを置く事でその後の結果も大きく変わります
ネガティブな体験から「不安」を克服して「自分が変われた」という実感は財布を見つける事以上にポジティブな体験です
こうした経験の「書き換え」は自分次第で可能ですが、経験した事の「感じ方」や「受止め方」が書き換えの起点になります
「気づき」をより多く見つけることが「経験」をポジティブに受け止める事に繋がります
まずはそうした見方ができるかどうかです
これは「ありがたくて」
これは「ありがたくない」
こうした経験のジャッジを緩めるには
どんな経験も「自分次第で価値のあるものにできる」という意識を育てていく必要があります
一方ではジャッジを緩め、一方では新たな考え方を確立していく事は「矛盾」する作業のようにも見えますが
元々の基準は「常識」という刷り込まれた価値観です
イメージ的には価値観のリストラ(再構築)自分の「軸」を作っていく作業になります
まずはこれまでと逆の行動を取り、その体験も「悪くない」程度の結果を引き出す所から始める事となります
そして、それは彼女が避けていた
「レイプされた現場に行く」
「家族に話を聞いてもらう」
の2つから進めていく事に決めました
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