◆おまけ「まどかマギカ」

 

 

日本経済新聞。
平成の米騒動以来の高値。米の取引価格が…による供給不足で品薄になりました。1993年から94年の平成の米騒動以来、およそ30年ぶりの高値をつけました。去年夏の猛暑の影響で、品質の高い米の流通量が減り、卸会社は手元の在庫が不足していると言います。全国のスーパーなどの販売でを見ますと、今月15日の週の平均価格、売れ筋の大手米卸しの秋田小町5kgが、前年に比べ38.5%高い2180円、新潟産コシヒカリ5kgも2265円で20.1%高となっています。まあ、4割近くもしくは2割高くなっているということなんですね。スーパーは米の仕入れが難しくなり、購入制限を始めているといいます。少なくとも新米が本格的に出回る9月まで、受給は逼迫した状況が続くと言われています。こういう状況なんですね。


今年の収穫が結構注目されていて、やっぱり去年のように高温障害で白米の収穫に支障が出てくると、本当にお米不足が深刻化するということになってしまって、日本の人たちはやっぱり国産米の方が好まれますから、海外からお米を輸入してもあまり大きな消費の代替にはならないということで、お米不足やお米の高価格化が今後話題に登る可能性がありますよね。今年も暑いですから。

そうですね。具体的には、食品スーパーを展開する関東地盤の大手で、一家族あたり10kgまでという制限を設けたと、現在流通している去年産の米が、猛暑によって白濁するなど高温障害に見舞われる産地が多発しました。品質低下が目立ち、店頭で販売できる米の量が減ったと言います。そのため在庫の消化が進んだ3月頃から急速に受給が引き締まり、価格が急騰しています。インバウンド需要やコロナ禍からの消費回復に伴う大勢な外食需要などが、米価格の上昇に拍車をかけたと言います。本日は外国人がファミリーレストランなど外食チェーンの米需要を増やしているとも指摘されています。その他のスーパーで見ても、一家族2点までと制限しているスーパーもあると聞いています。

去年と同じで、今年の夏も猛暑のため米の品質低下が心配される声もあります。2年続けて品質問題が起きますと、昨シーズンよりも早い段階で価格感が強まる恐れもあると米の主要産地が25年以降も猛暑が続くと見越して対策に乗り出しています。1つは、高温に強い品種への作付けの転換という動きも出ていますね。

ああ、そうですよね。やっぱり今、夏が1年の半分ぐらいあるような感じですからね。暑いですもんね。あとは、この自然災害による暑さ以外の雨だとか、今回秋田や山形あたりで結構水害があった田んぼもありますし、さっきの本日外国人の外食ブームとかで、おにぎりが人気になっているらしいですよ。日本の外国人が日本のおにぎりに気づいたとか言ってます。じゃあ外国人向けに、料金を二重にする、二重おにぎりで本日の観光客向けには細長いおにぎりを提供する、なんて工夫も考えられますね。

おにぎりが日本の外国人に人気があるんですね。白濁したお米ってのは何かに使えるんですかね?

例えば観光客向けのおにぎりにするなど、使えるんであれば感に変わりはないと思いますけど、

 

どうなんでしょう。冷凍食品のご飯物に使うなど、加工して使うのはおそらくあるんじゃないかなと思います。

もったいないですからね、捨てるのはもったいないですから、何かに使うのがいいと思います。

 

 

 

▼日経新聞▼
農水省が30日発表した直近1年の主食用の米の需要実績が、前の年と比べ1.6%増の702万トンと、10年ぶりに前年を上回りました。去年の猛暑の余波のほか、インバウンドなどの消費が背景にあると言います。国内の主食用の米の需要については、近年、人口減少に伴って年10万トン前後のペースで減少してきました。30日の発表によりますと、2023年の去年7月から今年6月の需要実績が、前年に比べて11万トン、1.6%増えて、13年7月から14年6月以来、10年ぶりに増加に転じました。農水省は前年を上回った要因について、猛暑による品質の低下を挙げています。23年3月の作業指数を見ると101と平年並みだったのですが、品質が高い1等米の収穫が減りました。米卸会社が米を多めに調達することで需要を押し上げました。消費の押し上げも指摘しています。農水省の試算では、インバウンド消費によるおよそ3万トンの消費押し上げ効果があったとしています。米の相対的な価格感もあると言います。令和の米不足とも言われる米の品薄が続いているようですが、需要も増えているということなんですね。

 

このインバウンドでの消費もあるという話で、これはちょっと意外感がありますけどね。

世界的に今、お米とかに限らずなんですけども、

いろんなものをなるべく国内で供給できるようにしましょうという中で、

食料の自給率が低い日本にとっては、この昔から作ってきた米というものは、すごく大事なものだと思います。

 

一方で、日本はずっと減反政策を18年に廃止するまでずっとやっていたわけで、それ以降も生産量自体は落ち続けている。

この辺り戦略的にも見直した方がいいんじゃないのかなと思いますヨネ。

体質的に言ったらあれですけど、どう考えたって日本米を食べるのは体に馴染んでるわけじゃないですか。ごくごく自然ですからね。普通に美味しいわけで、別にいやいや食べてるものでもないし、まだそういう意味ではね、これ戦略的にずっと今まで減らしてきたわけですから、足りなくなったから増やしましょうみたいな、目先の対策じゃなくて、

ちょっと大げさかもしれませんが、戦略的物資の1つとして考え方を変えるべきなんじゃないかなと思いますヨネ。

 

で、この農水省が同時に発表した4年7月から来年6月の需要見通しは673万トンです。今年3月時点の見通しからは3万トン情報修正しましたが、長年の需要減少基調は変わっていないと。供給は増えそうです。足元の米価の上昇を受けて農家の米の作付け意欲が高まったとも言われています。6月末の時点での作付け意向調査では、出産地中心に16%増産の意向を示していて、作柄が平年並みであれば供給を押し上げると言います。

これ、海外の人も結構ね、そのインバウンドで食べてる、そしたら、自分の国に戻ったらまた食べたいとなれば、輸出という見込みも出てくるでしょうから。美味しいお米だったらね、日本食自体は海外でもそれ専門のレストランが普通にできたりもするわけですから、日本の特徴として、どんどんこの国内でも当然消費を増していてほしいし、輸出する1つの品目として、米というものがあれば、僕はすごくいいと思いますけどね。日本経済にとっても、