皮膚のバリアーを高めてアトピー予防|アレルギーマーチを防ぐには?
皮膚のバリアーを高めてアトピー予防|アレルギーマーチを防ぐには?
<アレルギー>皮膚の弱さが原因? 英で研究報告
(2014/12/18、毎日新聞)
皮膚のバリアーが着目されるきっかけになったのは、2006年の英国での研究だ。皮膚の表面(表皮)にある角質層の主要なたんぱく質「フィラグリン」にかかわる遺伝子に変異があると、アトピー性皮膚炎を発症しやすくなると報告した。フィラグリンは分解されると天然の保湿成分として働き、皮膚のバリアーの形成や水分を保つのに重要な役割を果たすとされる。
皮膚のバリアーの弱さが、アトピー性皮膚炎の原因であり、皮膚のバリアーを高めることが予防につながるのではないかと考えられているそうです。
気象庁のデータでは、ここ100年で都市部の湿度は15%ほど減少し、皮膚の水分が失われやすくなっている。天谷教授は「皮膚にとっては厳しい環境だ。洗いすぎも角質層のバリアーを失わせるので、体をごしごし洗う必要はない」と助言する。
この記事によれば、都市部の湿度が減少していることで、皮膚が乾燥しやすくなっており、また清潔にしようとして洗いすぎていることも皮膚のバリアーを失わせる原因になっているようです。
アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少するによれば、両親や兄弟にアトピー性皮膚炎の患者や経験者がいる乳児に、生後1週間から約8カ月間保湿剤を毎日塗ることでアトピー性皮膚炎の発症を3割減らすということがわかったそうです。
つまり、保湿剤には、皮膚の機能が低下することを予防する効果があることが分かったそうです。
また、汗そのものがアトピー性皮膚炎の症状悪化の原因ではない!汗をかいて洗い流すことで症状改善によれば、汗をかく機会を増やし、汗をかいた後のケアをしっかりすることで、患者の大半が症状が改善したそうです。
乾燥がひどくなることで皮膚にとっては厳しい環境になってきているということですから、しっかりと保湿をして皮膚のバリアーを高めていきたいですね。
■アレルギーマーチを防ぐ
子どもの場合、成長とともに、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ぜんそく、鼻炎と進む傾向があるため、「アレルギーマーチ」と呼ばれる。同センター研究所の松本健治・免疫アレルギー研究部長は「乳児期に湿疹があると、さまざまな抗原が入りやすくなって、アレルギーマーチを引き起こすと考えている。湿疹を放置せずに早く治療することが食物アレルギーやぜんそく、花粉症などの発症予防につながる可能性がある」と推測。
アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少するによれば、アトピー性皮膚炎のある乳児は、食物アレルギーを持っていることが多く、また、国内では未就学児の10~30%がアトピー性皮膚炎を患っているそうです。
子供(乳児)の時に湿疹があるとアレルギーマーチを引き起こす恐れがあるので、子供の時にしっかりと治療することがアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ぜんそく、鼻炎の発症を抑えることにつながりそうでうs。
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チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防
チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防
「チョコレートは健康にいい」が研究により証明 - 血圧低下効果期待も
(2014/11/28、マイナビニュース)
大澤教授は、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールに血圧を下げる効果があると解説する。血管内部に炎症が起こっていると血管が狭くなり、それに伴って血圧が高くなる。だが、その炎症部分にカカオポリフェノールが作用すると、炎症が軽減されて血管が広くなる効果が期待できる。その結果として、赤血球が通りやすくなり、血圧が下がるという。
そのため、「チョコレートのカカオポリフェノールは、持続性のある血圧降下作用が期待できます」と大澤教授は話す。特に、カカオポリフェノールが70%含まれているような、高濃度のポリフェノール含有チョコレートが効果的だという。
今回の研究によれば、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血管が広くなる効果があることによって、血圧を下げる効果が期待できるそうです。
→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 について詳しくはこちら
また、HDLコレステロールがチョコレートの摂取によって増加することも分かったそうです。
今回の研究では、LDLコレステロールを排除する役割を持つHDLコレステロールが、チョコレートの摂取によって有意に増加していることが判明した。
動脈硬化を引き起こす脂質異常症の基準は、
「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140mg/dL以上」
「HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dL未満」
「中性脂肪が150mg/dL以上」
となっていますが、HDLコレステロールが増えることによって、動脈硬化を防ぐことにもつながることが期待できるそうです。
今回の記事をまとめると、カカオポリフェノールが70%含まれているような、高濃度のポリフェノール含有チョコレートを一日に25g食べることを習慣にすると健康に良いということになります。
こうなってくると、チョコレートを積極的に食べたいところですが、将来的にチョコレートが食べられなくなるかもしれないというニュースがあるため、心配です。
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コレステロール(悪玉コレステロールを下げる・善玉コレステロールを増やす)|世界一受けたい授業
コレステロール(悪玉コレステロールを下げる・善玉コレステロールを増やす)|世界一受けたい授業 2月28日
2015年2月28日放送の世界一受けたい授業では「コレステロール」がテーマでした。
■コレステロールが基準値内でも動脈硬化の恐れ!?
コレステロールの数値が基準値内の範囲であっても、悪玉コレステロール値が善玉コレステロール値の2倍以上あると、コレステロールが血管内にプラークとして残ってしまい、動脈硬化になる恐れがあります。
→ コレステロール について詳しくはこちら
■悪玉コレステロールの数値が高くなり、善玉コレステロールが低くなる原因とは?
- 運動不足
- 動物性脂肪の摂り過ぎ
- 肉の食べ過ぎ
■動脈硬化を防ぐ方法
善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす事が大事
■善玉コレステロールを増やす方法
● 歩くこと(1日30分ぐらい)
●『プランク』 (体幹を鍛える運動)
- 腕を直角に曲げて寝る(うつ伏せの状態で腕を曲げる)
- 腕だけとつま先だけを地面につけ一分間キープする。
※頭の先と足を一直線に保つように
※1日一回一分
■悪玉コレステロールを下げる食品
●大豆レシチン
大豆に含まれるレシチン・イソブラホンなどが悪玉コレステロールを下げる働きがある。
大豆レシチンを摂るには、『豆腐』を1日半丁食べるとよい。
→ 豆乳の健康効果 について詳しくはこちら
【まとめ】
動脈硬化を防ぐには、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを高くする必要がある。
1.1日30分ぐらい歩く
2.『プランク』 (体幹を鍛える運動)をする
3.大豆レシチンを摂取する
とよいそうです。
→ 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を下げる方法 について詳しくはこちら
→ 善玉コレステロールを増やす方法 について詳しくはこちら
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