9月4日上陸の最大級の台風21号の後は、北海道で地震。
北海道の皆さん大丈夫でしょうか?
私にもNLPの同期がいます。
さて、ツイッターではたんまに呟いてたけど、みっちさんも台風の被害に絶賛直撃しました。
其の日は仕事でねぇ。
最初、集配停止だから休めって言われたのだけど、そうなれば私欠扱いになりそうでなくても先月はお盆で3日も強制的に私欠になったのでそれは色々困るんですよ。
他にも翌日締め切りの作業も大量に残ってたりして、ロジが午前中だけ開けるっていうから私も午前中だけ出勤したのね。
台風は昼過ぎから来るって言うてたからそれまでに~って魂胆だったのですよ。
で、13時に仕事終わった頃がめちゃめちゃ激しい時間で待機することに。
向かいのスーパーの駐車場に止まっていた4トントラックが横転してたり、看板が飛んできてうちの駐車場に止めてた大ボスの車の前に転がってきてどうのとか
そんな事騒いでたら停電してPCが落ち、非常電力が作動。
ゲーム一週間連休中のあっしゅにラインしたら家も停電したと。
という返事と同時に家周辺エリアが停電したとの情報が入り・・・
「みっち、帰るなら今のうちやで」
と、雨が小雨になったころようやく帰路へ。
いつもの堤防ではなく幹線道路で遠回りしたのだけど、停電で信号も止まってしまいある意味無法地帯な状態の中を帰る。
道中は看板やらレンガや瓦が飛散し、信号はあさっての方向を向いていたり。
帰宅したら、何もできないあっしゅがネンネ中。
手を洗おうとしたら洗面所の水が出ない!!
台所の蛇口をひねったら、チョロチョロと僅かに出たのでそれで洗うも、たぶんこれは蛇口に溜まってた分だと思っていた。
暫くして管理会社に断水の件で電話をすると、停電してるとポンプが作動しないから断水になるとう。
まさか電気と水道が連動していたとは。
風呂に水を溜めてなかった事を激しく後悔。
っていうか、職場でも言ってたんだけど、市内って台風上陸ってもいつもたいしたことないから侮っていた。
仕方がないから私も寝て、夕方目が覚めた頃には雨も止み晴れ間が出ていたので、トイレ借りたいプラス食料買い足しできないか出かける。
スマホの充電を優先にガソリンとバッテリーの為に、ラジオとエアコンを消し窓を開けて。
近所の大型スーパーは台風で臨時休業。
似たような事を考える人が多いのか、広い駐車場に車がどんどん入ってくるが、閉店してるとわかって引き返していく。
北へ向かうとあるエリアからパチンコ家や車家やレストランの看板の明かりがついている。
どうやらこの地域は電気が復旧した?
そこのエリアのスーパーへ行ってみたが、昼で閉店してあった。
そこの地下駐車場でトイレを借りた。
スーパー向かいのセブンは駐車場満車で店内で人が並んでいるのが見えた。
私は別の道のローソンへ行ったが、食べものは全て売り切れていた。
店員さんがからあげ君を上げていたので、それを2つ買って帰宅。
たぶん、からあげ君は飛ぶように売れたのではないだろうか。
その道路挟んだ向かいのファミマは停電で「一時閉店」の張り紙がしてあり、レストランやファーストフードの店は満員。
駐車場渋滞すら起こってるくらいであった。
日が落ちてきたので、大昔に買ったキャンドルを灯す。
キャンドルを灯す、ということについて色々思う事があったが、これは次回。
停電状況はどうなってるのだと調べてみたら
うち、和歌山市内の各町別で見てみたら、ウチの地域10軒とかなってる。
しかし、我が家周辺は一応住宅街ですが、10軒どころが全ての家が停電してたんですがね。
一体どういう統計なのでせうか?
夜になってまた激しい雷雨が始まる。
そんな中、アパートの前にバイクが止まった音がして様子を見ると
隣の住人がなんとピザを頼んでやがった。
こんな状況なのに・・・っていうか店も儲け時かもしれないけど、配達する店員の安全を考えろよ
職場でも傭車のトラックが横転したが、それは運行管理者の責任になるんだってよ。
雨が止み、再度出かけようと車を出したらなんか変な音がする・・・・
確認してみたら左後輪パンク。
どうやら私は道中でいろんなものを踏んで帰ってきたようだ
保険でロードサービスに加入してるから電話するも、似たようなのが多いのか繋がらない。
あっしゅが渋々スペアタイヤに交換。
私はiPhoneのライトで手元を照らす。
あっしゅの渋々感を残念に思ったが、私もあっしゅにラーメンを作るときは渋々だからこれはお互い様なのだと気づく。
タイヤ交換で汚れた手を洗うために、買い置きの飲料水で手を洗う。
「もう出かけやんといて」
とあっしゅに言われる。
またパンクしても替えがないからと。(←パンク前提)
昼に帰宅したときの台所の僅かな水、あれはまだ出るのだろうかと蛇口をひねったらチョロチョロとまだ出たので、下に1リットルのペットボトルを置いて溜めてみたら溜まった。
それをトイレのタンクに入れた。
ということは。
もしかしたら風呂も僅かながらに出るかも?
と風呂の蛇口をひねったら同じくチョロチョロと水が出るではないかっ!
それで風呂に水を溜めることにした。
途中で止まってしまうかもしれないから、湯船にバケツを置いて先にバケツ分だけでも確保するようにした。
台風を舐めて水を確保しなかったことを激しく後悔したが、この時なんというか氏神さんに護られてるって思ったね。
(みっちさんはちょくちょく氏神さんをお参りします)
翌日、出勤前に氏神さんへ寄ってお礼参りしてきました。
実は信仰心ある人なんです。
何もする事がなくてただ寝るばかりのあっしゅ。
みっちは蝋燭の火の番をしながら、その薄明かりの中、学んだことを書き留める。
その内容は次回へ。
台風上陸前に届いた来年の手帳に最初に記入するのがまさか「学んだことリスト」になろうとは・・・。
風呂の水は4時間くらいかかって溜まり、これでトイレは安心して使えるし、顔も洗えた。
部屋の移動にiPhoneのライトを使っていたが、何年か前にエアコン買い替えの景品で貰った小さなセンサーライトがあったのを思い出して今頃開封。
幸い単三電池も在庫があったし、其の在庫の「電池」も残っていた。
おかげで、部屋の移動はこのライトが使えるようになった。
本当に何もする事が無くて。
電力が早く復旧する事を祈るくらいしかなかった。
スマホの電源確保の為、SNS上で発信はしても返信はあまりしませんでした。
リプとかくれてた人申し訳ないです。
日付が変わった頃、窓から様子を見てると斜め向かいのアパートの角部屋だけ明かりがついてる!
なんで?
電力自由化で関電意外の電気では?
とも言われたが、電線の配線そのものは関電のんでそれが逝かれてるから停電してるのではないのか?
これはすごく謎。
風呂の水も充分溜まり、私も寝ることにした。
窓さえ開けていればなんとか過ごせる気温だったのが不幸中の幸いでもあった。
なんとなく白く明るい光を瞼に感じ、ゴーーーーーっという轟音が耳に入ってきて目を開けると
電気復旧!!
「電気ついた!」
と言う声にあっしゅが目覚め、「やっとやーっ」と言ってシャワーに走る。
時計を見たら夜中の2:28
関電エンジニアさん、よく頑張ってくれた。
ゴーーーーという音は、換気扇であった。
あっしゅがタバコ中に停電したのだろう。
あっしゅがシャワーから戻って、次に私がシャワーした。
仕事で汗をかいてたから本当にすっきりサッパリして戻ると、あっしゅはDDONでマンドラゴラにエサをあげていた。
(さすが廃人)
翌日、広範囲で長時間に渡り電力を逝かれさせ、信号の向きを替え看板を飛ばし瓦を飛ばし、
私の車をパンクさせたん誰よ?
と言わんばかりの清清しすぎる青空と知らぬ顔で燃える太陽。