先日、知り合いが働いている眼鏡屋さんに行ったら、店内に50年代のマイルス・デイビスのアルバムが流れていました。マイルスの音楽は私のバイブルみたいなものですので、すかさず「マイルスですね」と言ったら「店長の趣味なんですよ」という事で、そんな粋な会話をしながら、気分良くお気に入りの眼鏡を買うことが出来ました。会話の中で、スタッフの方が「外国のお客さんから、なぜ日本はどこに行ってもジャズが流れているの」と聞かれるとの事。
考えてみれば、今やラーメン屋さんだろうがカフェだろうが、スーパーだろうが、どこでもスタンダードジャズが流れている。特に我が街、阿佐ヶ谷はジャズフェスをやっている事もあり、商店街を歩いていてもジャズが流れている。私が東京に出て来た80年代は、そんなお店はどこにもなかったですね。
ジャズは日本人にとっておしゃれなBGMという認識をされるようになったんでしょうか。良い事なのか悪い事なのか。
しかしさすがにパットマルティーノはかからないですね。こういうのがかかって欲しいのですがね。
ジャズが流れる、穏やかで平和な日本であって欲しいですね。