暖かい昼下がりの出来事だった
ぼんやりとテレビ観ていた少年の目に飛び込んできたのは
――衝撃
知らない東洋人のおっさんがGⅠに乗ってる
冗談じゃねぇ……
俺には何が起こっているのかさっぱり理解できなかった――
この妙に記憶に残っている光景の詳細を調べようと何回か頑張ってはみたのです。
アジア系の騎手となると香港からの遠征馬?
だとしたら安田記念?
勝っていたらもっと記憶に残っているハズだし、天候は晴れていた。
あと98~00年の間だった気がする……。
上記の条件を満たすのは99年のホーリーグレイルとK・ユー騎手のコンビのみ。
う~ん……なんか違うんです。この人馬にそんなに驚く要素あるか?と。
そんな違和感を時々思い出しながら、日々は過ぎ去っていきました。
月日は流れ、ファイナル‘97の開催リストを眺めていた時です
クリスタルカップまだあったんだ~とか、韓国馬事会杯って芝1800だったっけ?じゃなくて。
注目してほしいのは韓国騎手招待。
これは95年から97年まで行われていた騎手招待競走らしいです。
で、招待された騎手の成績を調べてみたらJRAの競争で勝ち星を挙げている人がいます。
H・キム(キム・ヒョーソプ)騎手が2勝2着1回。
んっ?GⅠでの騎乗歴がある。
高松宮記念
1999年 16着 15人 ドージマムテキ
これを見た瞬間、私は全てを理解しました。
あの衝撃はこの人だったのです。
皆さんお馴染み、森厩舎のドージマムテキによくワカラン東洋人のオッサンが乗ってる。
高松宮記念の週にアジアウィークが行われ、招待騎手が中京に来てるなんて知る由もない子供には、相当にインパクトがある光景だったのです。盲点でした。
GⅠで見かける外国人騎手と言えば、大半が欧米からの遠征・短期免許の時代です。
プロフの生年月日だと俺1歳7ヶ月くらいだけど
一応、当時の馬柱まで辿り着いたのですが負傷での急な乗り替わりとかでは無かった様です。
H・キム騎手の2勝というのが98年と99年のアジアジョッキーズでのもの。
もしかしたら前年の騎乗を見ての抜擢だったのかもしれません。
この時期のドージマムテキは短期免許の外国人騎手が比較的多めに起用されていたというのもあるのでしょう。
しかし、今の時代だったら木曜日あたりにネットが沸いたりしたんでしょうか?
森先生の無節そ……アクティブさには驚かされるばかりだぜっ!!
実は韓国騎手招待、手慣れたプレイヤーなら古馬の条件戦なんて『勝つ事よりも出る方が難しいレース』です(`・ω・´)キリッ
とか書こうとしてたんですが
出せちゃったんだよなぁ……。
招待騎手が騎乗するところまでは再現していない模様。
しかも勝てなかったZE☆
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