今回は後のシリーズでいう『サブパラ』的なステータスについて書いてきます。
脚質・気性・成長型・馬体重これらはレースへの影響が大きく結果に直結します。
おそらくウイニングポスト2ファイナル‘97の攻略において最重要項目だと思います。
無双プレーはドラマを生まないとか書きましたが
遅い奴には、ドラマは追えない。でもあるのです。
……少し……ラグーン感が出たのさ……。
脚質・気性・成長型・馬体重は
父か母父から遺伝します
母からの遺伝はしません。繁殖牝馬はこれらのステータスを持っていないようです。
なので2代続けて同じサブパラを持つ種牡馬を付ければ確定で遺伝させる事が出来ます。
以下がそれぞれの特徴です
・脚質
F‘97での脚質のバランスはこんな感じ
追込>>逃げ=差し>>>先行
追込が抜けて強く、先行が圧倒的に不利になっています。
所有馬が先行馬なら差しの指示を出した方がまだマシなぐらいです。一応、先行馬でも能力が高ければGⅠを勝てるのですが……
逃げと差しでは体感的には大差ないですが、偶に追込み馬で捕まえられない逃げ馬SSHに遭遇するので若干逃げが優位としました。
と、思っていましたが
逃げは敗因コメントとして『道中で邪魔された~』や『ハイペースになって~』がよく出てきます。
ペース云々は追込と同じく極端な戦法故の仕方無さがあるのですが、道中そんなに邪魔されますかね?(ずっとつつかれてた?)
なので安定感は差しの方が有るのかなぁと思ったので逃げと差しを『=』に変えておきました。
脚質は繁殖に上がってしまうとマスクデータになってしまいます。
なので種牡馬の脚質は現役時に競馬場へ行って新聞の馬柱で確認しておく必要があります。
CPU馬は先行や差しが殆どで、プレイヤーの介入が無ければ逃げや追込はかなり珍しい脚質です。
他の能力で優位が取れるなら追込に固執する必要は無いのかなという気もします。
ただし先行、テメーはダメだ
・気性
気性が荒くなるほど道中で引っ掛かったり出遅れるなどの確率が高くなります。
気性『激しい』などはほぼゴールドシップです。マジでやらかしてくれます。
性格が強気の騎手は気性難の馬と相性が良いらしいんですが、そこまで考えて騎手の起用しないしな……といったところです。
・成長型
一部の例外を除いてそこまで拘る必要は無いステータスなのかもしれません。
ピークは過ぎても能力が急激に落ちるのではなく、伸びなくなるといった感覚です。
上の表の様にデビュー月で判別できるのですが、晩成ですら3歳7月から勝ち上がれます。むしろ3歳戦は層が薄いので経験値の稼ぎ所です。
種牡馬になってしまうと普通早熟と普通晩成はまとめて成長型『普通』として表示されてしまうので気になるようなら記録しておいてもいいでしょう。
・馬体重
『大』『中』『小』の三段階で設定されていて目安としては
『大』の牡馬で480kg~500kg前後、牝馬で460kg~470kgくらい
『中』の牡馬で460kg前後、牝馬で440kg前後
『小』で400kg~430kgくらい
といったところでしょうか。
馬体重からこなせる斤量が算出され
馬体重×12.5%±2kgが100%力を発揮できる斤量の範囲です
この範囲から1キロ重くなるほどデバフがかかり、1キロ軽くなるほどバフがかかります。
上が大まかな斤量の許容上限の表です。
国内だけならレースを選べば460kg台あればなんとかなります
400kg前後の軽い馬には馬齢による減量が無くなる古馬でのGⅠはツライいモノがあります。成長型が晩成であっても4歳の年末で引退が無難でしょう。
こちらのステータスも種牡馬になるとマスクデータです。
馬体重は自己所有馬なら現役中はいつでも確認できますがCPU所有馬は競馬場のパドックに行って確認しないといけません。
脚質と合わせて種牡馬としての価値を判断する為には競馬場に小まめに通わないといけないのです。面倒くさいね!
毎年出現するCPU所有のスーパーホース。
所謂SSH(シナリオスーパーホース)ですが、強かった馬・苦戦した馬がプレイヤー毎に違うのは何故でしょうか?
スピード・スタミナ・頑丈度・勝負根性はプレイ毎に少々のブレはあるものの強豪馬として十分な数値が設定されているようです。しかし、これらは大きな違いを生み出すものではないと思っています。
両親がランダムに設定されているSSHが優れたサブパラ(特に脚質や馬体重)を持った父や母父を引き当てた結果、強大なSSHとしてプレイヤーの前に立ちはだかると考えているからです。(更に、これにプレイヤーが育てた騎手が乗ると手がつけられなくなるのですが……。)
それだけ脚質と馬体重はこのゲームにおいて重要な要素だと思っています。
上のリンク先の記事で攻略を大まかにまとめています。
ひとつずつ読むのが面倒になったら、とりあえずはこの記事を目を通してみるのもいいでしょう。