うちのお寺は京都市内にある臨済宗の某名刹の山内塔頭です。
大本山については有名な歴史的事件も多々ありまして、例えば、徳川幕府が豊臣家に対し、「国家安康・君臣豊楽」の文字を呪いの言葉だと言いがかりをつけた方広寺の梵鐘事件。
ほかの禅寺が幕府の圧力に屈してこの無茶な字句解釈に同意する中、唯一、「そういう読み方は有り得ない。正しい漢文の読み方を教えてやるから来い」とケンカを売ったお寺です。
NHKの大河ドラマ「葵三代」ではこのエピソードが取り上げられていましたが、それを見ていて誇らしい気持ちになったものです。
そのころ、大本山から大法会のお誘いが来たため、大河ドラマを見てテンションの上がっていた私は喜んでお参りすることに。
宛名書きは亡くなった祖母の名前だったので、今後は私がお参りさせて頂きますのでと挨拶し、もちろんお供えもちゃんとして・・・
ところが、その次の年も、また、祖母の名前で送って来たのです。
どういうこっちゃ?とお参りついでにうちのお寺で和尚さんに尋ねると、大本山の事務局がやっていることなので分からんとの答。
ごもっともです。
やむなく、その年も、大本山に念押しして、名刺を渡して書き換えをお願いし・・・
ところが!
やっぱり、その次の年も、また、祖母の名前で来てしまいました。
だいたい、祖母はお盆以外はそっちにいるわけだし・・・
送って来るにしても、そっちで付けて貰った長い名前があるでしょうが・・・